Marianna CHRISTOFIDES
更新日:2023.9.11
キプロス出身、ベルリンを拠点にインスタレーション、写真、映像、執筆の分野を横断的に活動するアーティスト。ケルン・メディア芸術大学 (KHM)で実験映画の修士号を取得したほか、アテネ美術学校では絵画を専攻。第54回ヴェネツィア・ビエンナーレ(2011年)ではキプロス代表を務めた。
主な展覧会
2023年「Elefsina Mon Amour」 欧州文化首都エレフシナ2023、ギリシア
2023年「Realities Left Vacant」Neuer Berliner Kunstverein、ベルリン
2023年「exercises in becoming uncertain (var. IV)」 Onassis Stegi、アテネ
2022年「Provenance Research」 Akademie der Künste、ベルリン
2022年「In the Sea of the Setting Sun」キプロス国立現代美術館、ニコシア、キプロス
助成
2023年 NEUSTARTplus Stipend、 Stiftung Kunstfonds
2023年 Onassis AiR テイラーメイド・フェローシップ、アテネ
2022年 ヴィジュアルアート作品制作助成、 ベルリン市
私は、環境や社会に潜む亀裂への軽視や、黙殺されている底流に目を向けることを喫緊に感じ、それに突き動かされて実践を行っている。 広範囲にわたって傷ついた地形と実質的に関与し、人間と人間を超えた存在の回復力の兆候と対峙して、生態系と生活世界の暴力と不安定さと折り合いをつけようとしている。 人間の活動により傷つけられた場所での出合いから始動し、私は逆境を可能性に、困難を希望へと変貌させるエネルギーが放つ静かな声に導かれる。 ケア、献身、奉仕の周縁的で小規模な現れが行く手に現れる。具現化された知識の生態系に耳を傾けるために、私はさまざまな分野のアーティスト、アクティビスト、科学者、学者と協働する。そしてこの過程が、インスタレーション、16mmフィルム、探究的なシネマティック・リーディング、サウンド・ピースへと結実する。
レクチャー・パフォーマンス《exercises in becoming uncertain (var. iv)》2023年、Onassis Stegi、アテネ (photo: Aggelos Barai / Onassis Stegi)
《some shells less》2023年、 テキスタイル・インスタレーション(二連衝立) 400x1100x250cm | 「 Elefsina Mon Amour」展示風景、エレフシナ欧州文化首都 2023 (photo: Marianna Christofides)
《Yianna》2023年、3-チャンネル・16mmエッセー・フィルム、 57分|「 Elefsina Mon Amour」展示風景、エレフシナ欧州文化首都 2023 (photo: Marianna Christofides)
《In the hollow of my muteness lay a word》2022年、ミクストメディア・インスタレーション(ブロンズ彫刻、砂岩破片、アッシュ材、 16mmフィルム、音源 | サイズ可変 | 「Provenance Research」展示風景、Akademie der Künste Berlin (photo: Chroma)
《Speculum D.》2022/23年、 音源再生/サイレント・ブース |「Realities Left Vacant」展示風景 2023年、 Neuer Berliner Kunstverein | (photo: n.b.k. / Jens Ziehe)