シャオ・ジャーシン

プロフィール

インディペンデントキュレーター/研究者。1984年上海生まれ。上海を拠点に活動。2011年上海大学上海美術学院修士課程(美術)修了。
近年は、学際的な芸術の実践と東アジアの現代美術の制作における方法論としての儀式をキュレーションと研究の対象としている。 

主な展覧会・活動
2021年　継続中の研究展示プロジェクト「Rituals in Rituals of the Future, Round 2:Cow Bell」yuz museum and Shanghai Himalayas Museum、上海
2019年　「The Ship of Theseus」Asia Culture Center、光州、韓国
2019年　「Faux Art History, Road Test, Hiking Test, Internet of Things」SNAP、School of Visual Arts (上海 platform)
2018年　継続的研究展示プロジェクト「Rituals in Rituals of the Future, Round 1」Ming Contemporary Art Museum、上海
[著書]
2021年　『Under Construction: A history of Shanghai Art Institutions, 2008-2016』出版元：China Art Times Limited、香港

受賞歴・助成
2022年　Pro Helvetia（チューリッヒ）助成による滞在リサーチ
2019年　「CIMAM 2019 Annual Conference」Byucksan Foundation（シドニー）助成
2019年　「Research Fellow Program "ACRI"」Asia Culture Center（光州、韓国）  

作品 / パフォーマンスについて

2018年より、シャオは集合的な創造行為を捉える学際的な知の領域における枠組みとして「Ritual(儀式)」を応用したキュレーション手法を展開する。アジア的な制度のあり方を踏まえ、「Ritual」に現代人の断片化された知識構造や意識的な行動を整理する建設的な方法を見出した、その観点は、いわゆるアートワールドの従来の定義を超えた、学際的・対人的な生態系への接続を可能とする。また著作や視覚的な企画による発表を通して自身の実践の概説・論述に努めている。