キャサリン・ボール

レジデンス・プログラム

二都市間交流事業プログラム(招聘)

更新日:2026.8.31

キャサリン・ボール

参加プログラム 二都市間交流事業プログラム(招聘)
活動拠点ベルリン
滞在都市/滞在先東京
滞在期間2026年9月 - 2026年11月
滞在目的

本プログラムへの参加は、ベルリン州による「Cultural Exchange Grants(文化交流助成)」の一環である。本助成は、プロフェッショナルなアーティストの芸術的発展を支援することを目的としている。

TOKASでの東京滞在を通して、アーティストとして滞在地の文化シーンへの理解と知識を深め、現在進行形の動向をリサーチするとともに、現地のアーティストや文化関係者とのつながりを築き、意見交換や新たな刺激を得ることを目的とする。また、現地での芸術プロジェクトの実現も視野に入れている。

滞在中の活動
  • 大きな関心領域: 日本における人々の水との関わり方や、水をめぐる実践。
  • 主たるアーティスティック・リサーチ: 東京および日本各地の温泉。助成期間中は温泉を訪れ、その建築・施工方法、習慣、儀礼、美学、歴史、そして温泉を取り巻く環境や雰囲気について学ぶ。また、温泉で用いられている水の濾過システムについても技術的なリサーチを行う。レジデンシー期間中には、自身が制作する水の濾過システムをより芸術的なものへと発展させることを目指しており、東京や日本で得られる新たな着想にも期待している。このリサーチには、技術的・歴史的な調査に加え、人間と環境との関係に関する考察も含まれる。
  • 隅田川に関するリサーチ: TOKASの近くを流れる隅田川にも関心を持っている。隅田川と人々との関わりをめぐる文化的・歴史的背景をリサーチし、そこから芸術的なインスピレーションを得ることを目指す。
  • その他の水との関わり: 日本における人々のさまざまな水との関わりや実践についてもリサーチする。また、人間に限らず、他の生物種と水との関係についても視野に入れる。
  • 成果物: リサーチの成果として、イラストレーション、彫刻、小規模なインスタレーション、あるいはテキストを伴う写真アーカイブなどの作品制作を想定している。具体的な形式や実現可能性については、TOKASのスタジオでの滞在を通して判断する。成果物の制作は、TOKASの環境やリソース、そしてリサーチと制作に充てられる自身の時間とエネルギーを考慮しながら、無理のない範囲で進める。
  • リサーチの目的: このアーティスティック・リサーチを通して、水文化を中心とした日本の文化的状況や現在の動向について理解と知識を深め、新たなインスピレーションを得るとともに、現地のアーティストや文化関係者との意見交換やネットワーク形成につなげたい。自身の制作は水を主要なメディウムとして扱っているため、このリサーチを通して得られる知見や経験は、今後制作する作品、水のシステム、インスタレーションなど、今後の芸術実践の発展に直接つながるものと考えている。

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