レジデンス・プログラム
キュレーター招聘プログラム
更新日:2026.9.1
卜生(ポール・ハン)
| 参加プログラム | キュレーター招聘プログラム |
| 活動拠点 | 上海 |
| 滞在都市/滞在先 | 東京 |
|---|
| 滞在期間 | 2026年9月 - 2026年11月 |
滞在目的
滞在期間中は、古書店、独立系アーカイブ、上映会、忘れられた出版物のネットワークをたどり、敗北した政治の「その後」をリサーチする。労働史そのものを記録するのではなく、周縁化された集団がどのようなかたちで衰退し、不可視化されていくのかに目を向ける。
放棄された未来は、いかにして現在を形づくり続けているのか。どのような歴史がいまなお読み取り可能なものとして残り、どのような歴史が断片や注釈、絶版となった書籍のなかにのみ生き残っているのか。
このリサーチを、レクチャーおよび今後の執筆プロジェクト(フィクション/ノンフィクション双方)の基盤とする。同時に、保存、選別、流通といった行為が、文化が何を記憶し、何を静かに消え去るに任せるのかを決定する仕組みについて、これまでの探究をさらに展開する。
滞在中の活動
- 東京の古書店、図書館、独立系アーカイブをめぐり、労働運動、社会運動、絶版となった出版物を中心としたアーカイブ・リサーチ。
- アーティスト、作家、翻訳者、出版社、大学、研究者らとの関係を築き、長期的な協働の可能性を探る。インタビュー、上映会、トーク・パネル、映像エッセイなどの形式を想定し、レジデンシー終了後のリサーチへと展開するためのネットワークを形成。
- 美術館、アーティスト・ラン・スペース、歴史的・社会的に重要な都市空間を訪れ、労働、工業化、社会運動の歴史が、現代の文化的言説のなかでいかに保存され、再解釈され、あるいは捨象されているのかをリサーチ。
- 90日間の滞在を記録、写真とテキストによるヴィジュアル・ジャーナルの制作。東京で撮影した写真を軸にページと映像として編集し、レジデンシーの記録・総括として発表するとともに、今後の長期的なリサーチの一部として発展させる可能性を探る。
クリエーター情報