更新日:2024.4.3
参加プログラム | 二都市間交流事業プログラム(派遣) |
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活動拠点 | 日本 |
滞在都市/滞在先 | バーゼル/アトリエ・モンディアル |
滞在期間 | 2024年4月 - 2024年6月 |
世界でも数少ない安楽死 (Sterbehilfe)を合法化した国の一つであるスイスでリサーチを行い、宗教的信念と社会的価値観の相互作用について、その意義を熟考したい。私は安楽死に必ずしも肯定的ではないが、安楽死 (Sterbehilfe)が特権や資本主義と結びついていることは無視できない。バーゼルが安楽死と活発なアート市場の両方において際立っていることは、ポスト資本主義の文脈における現代アートの役割について、興味深い問いを投げかけている。この試みを通して、私は安楽死に関する批評的な対話を促進する一方、死をめぐる複雑さを掘り下げる作品を制作することを目指している。