ベギュム・エルジヤス

レジデンス・プログラム

リサーチ・レジデンス・プログラム

更新日:2022.11.30

ベギュム・エルジヤス

参加プログラムリサーチ・レジデンス・プログラム
活動拠点ブリュッセル
滞在都市東京
滞在期間2022年9月 - 11月
滞在目的

人工知能やロボティクスの研究において、研究者はしばしば人間の行動を模倣する機械の開発に携わる中で、最終的に人間の感覚や感情、知性をより深く理解することができると主張する。TOKASでの滞在期間中に、触覚の経験を生み出す技術であるハプティック・テクノロジー(触覚技術)を探究することを目標としている。日本は、この分野の先進国であり、この分野の研究から、私たち自身の手について、どのような知見が得られるのか、興味がある。

滞在プラン
  • 触覚技術やインターフェースデザインに関連する研究所について調べる
  • 研究者に会い、インタビューを行い、記録する
  • 手の歴史性と未来についての洞察を与える職業や実践を観察する
  • 特に、手と心、手とコミュニティのつながりに注目する
  • 新作の制作を開始する
滞在中に行ったリサーチ及び制作活動

レジデンス期間中、触覚やハプティクス(触覚技術)の分野の複数の研究者と連絡を取り、面会した。

滞在の成果

研究テーマについて考え、触覚技術で何がすでに可能となっているのか、また、最新の研究の方向性について教えてくれるパートナーや 共同制作者となりうる人たちと出会うことができた。2023年10月に、アントワープのDeSingelで私が主催する「インターフェイス・ラボ」に、東京での滞在中に出会った人を招待しようと考えている。2024年5月には、ブリュッセルの芸術祭Kunstenfestivaldesartsで、人の手の未来についての新作を発表する予定。


助成:フランダース政府



リサーチ訪問の様子、2022年

リサーチ訪問の様子、2022年

リサーチ訪問の様子、2022年

クリエーター情報

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