更新日:2022.9.5
参加プログラム | 二国間交流事業プログラム(派遣) |
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活動拠点 | 神奈川 |
滞在都市/滞在先 | ヘルシンキ/HIAP (Helsinki International Artist Programme) |
滞在期間 | 2022年9月 - 2022年12月 |
1. 現地での調査と協力要請(フィンランド・サーミ研究者、オンカロ関係者への聞き取りと関連施設への働きかけ)
2. 作品制作のための拠点確保(ダゲレオタイプは撮影後すぐに現像処理が必要なため取材地近傍のヘルシンキは理想的拠点)
3. 映像制作(予定)に必要な現地スタッフとキャストほか人的ネットワークの形成
4. 滞在期間終了後も、当地で継続的に制作を続けるための下準備
オルキルオト原発周辺でダゲレオタイプ、映像等の制作を行ない、核廃棄物最終処分場オンカロ内部の視察と関係者へのインタビューを実施。また古くは9千年前の遺物とされるヴァランガーフィヨルド沿岸のサーミ遺跡群と自然祭壇を巡り、同様の制作を行なった。十万年保存されるという最終処分場に廃棄物とともに人々のダゲレオタイプ・ポートレイトを保存できないか、という長期的構想の第一段階として、コンセプト映像を制作した。
立地(島との交通がフェリーに限られるため、撮影地への機材の輸送や資材調達に非常に苦労した)に制約を感じたものの、その反面、美しい滞在場所で焦ることなくリサーチや思考を深める時間を持つことができた。時間に追われる感覚の強いミッドキャリア期に貴重な機会をいただいたと感じている。今回得た人のつながりと経験をもとに、滞在中に得た長期構想を、フィンランドを再訪しながら継続して形にしていきたいと考えている。
《十万年の森》(未定)
2022年、ダゲレオタイプ、12.5x9.5cm
Photo Courtesy 新井卓
《十万年の森》(未定)
2022年、ダゲレオタイプ、25x20cm
Photo Courtesy 新井卓
《十万年の森》(未定)
2022年、ダゲレオタイプ、25x20cm
Photo Courtesy 新井卓
《十万年の森》(未定)
2022年、ダゲレオタイプ、25x20cm
Photo Courtesy 新井卓
《十万年の森》(未定)
2022年、ダゲレオタイプ、25x20cm
Photo Courtesy 新井卓
《十万年の森》(未定)
2022年、ダゲレオタイプ、25x20cm
Photo Courtesy 新井卓
ガンドヴィック(撮影風景)
2022年、デジタル写真、サイズ可変
Photo Courtesy 新井卓
オープンスタジオ
2022年、デジタル写真、サイズ可変
Photo Courtesy 新井卓
オープンスタジオ
2022年、デジタル写真、サイズ可変
Photo Courtesy 新井卓
オープンスタジオ
2022年、デジタル写真、サイズ可変
Photo Courtesy 新井卓