ルシアナ・ハナキ

レジデンス・プログラム

二都市間交流事業プログラム(派遣)

更新日:2019.10.4

ルシアナ・ハナキ

参加プログラム二国間交流事業プログラム(派遣)
活動拠点 
日本/ペルー
滞在都市/滞在先マドリード/マタデッロ・マドリード
滞在期間2018年10月 - 2018年12月
滞在目的

これまでは自分の記憶の一部を他者にインストールするような作品に取り組んできたが、今興味があるのは一つの場所に積み重なった記憶を解きほぐしてそれを自分にインストールし、自分の身体を通して再現するような制作方法である。派遣先ではサンティアゴ巡礼についての新しい作品を実現させる。 既に巡礼道についての旅行者のブログや本や映画を研究したので、次は自分自身が巡礼を経験し、他者の物語と自分の物語とを混ぜてひとつの物語を作り上げ、それをインスタレーションとしてマドリードでアウトプットする。

滞在中の活動

・出発前:サンティアゴ巡礼の道を歩いた様々な人々の手記、画像や画像(SNSや書籍を中心に)、関連する映画などの断片を組み合わせ、架空の一個人の日記として再構成する。
・9月~(約40日間):巡礼の道を私自身が実際に歩く。その際、道順はもちろん画像や映像も含めて疑似日記の内容を再演(複数の他者の経験を私個人の身体にインストールして再出力)する。
・10月~マタデロに滞在。事前の擬似日記に自分の実体験を混ぜ合わせ、新たな物語を構築する。
・マドリードで、巡礼経験者にインタビュー。 ・写真、テキスト、ビデオ等によるインスタレーションとして展示。

クリエーター情報

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