更新日:2019.10.15
参加プログラム | 二国間交流事業プログラム(派遣) |
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活動拠点 | 日本 |
滞在都市/滞在先 | ベルリン/クンストラウム・クロイツベルク/ベタニエン |
滞在期間 | 2018年10月 - 2018年12月 |
ヴィム・ヴェンダースの映画「ベルリン・天使の歌」とヴァルター・ベンヤミンのエッセー「1900年頃のベルリンの幼年時代」、二つをモチーフにした作品の制作を考えている。
ここ数年、私が取り組んでいる土地の記憶と幽霊をテーマにしてきた作品の手法の延長線上にあるプロジェクトとして、ベルリンという街の記憶や歴史の断片を題材に、「ありえたかもしれない可能性としての物語」を作りたい。
「ベルリン・天使の歌」、「ベルリンの幼年時代」を手掛かりにしつつも、「よそ者の観察者」としての私の存在自体も素材として扱い、最終的には映像インスタレーションとして発表する予定。
-ベルリンの街の歴史、道や地形のリサーチ。また作中に登場する風景や場所、当時の時代背景のリサーチ。
-今回の滞在制作のキーワードである「記憶」。その「保管庫」であり「リマインダー」でもある博物館や美術館、モニュメントなどをリサーチ。
-リサーチで得られた事柄などからそれらを脚本として落とし込む。
-撮影プランの構築。映像の撮影、編集。