地主麻衣子

レジデンス・プログラム

二都市間交流事業プログラム(派遣)

更新日:2019.9.12


地主麻衣子

参加プログラム    二国間交流事業プログラム(派遣)
活動拠点日本
滞在都市マドリード
滞在期間 
2015年10月 - 2015年11月
滞在目的

映像やパフォーマンスの制作ではコラボレーションが大きな要素となります。他者と向かい合うときに生まれる関係性の揺らぎは、作品に不安定さと偶然性をもたらし、その予測できない部分から作品が現れると考えています。本プログラムは横断領域的でコラボレーションに積極的なクリエーターに開かれた機会で、私自身の実践と合致するため応募しました。

滞在中の活動

マドリードは私のインスピレーションの源であるロベルト・ボラーニョというスペイン語圏の小説家/詩人がかつて滞在していた都市で、彼はマドリードを舞台にした物語を書いています。ボラーニョはチリ人ですが、彼の物語を読んでスペイン語圏文学というものがあることを実感しました。日本語というローカルな言語を使う私にとって、地理的に遠い場所の人が同じ言語で物語を語ることが興味深く、スペイン語の物語について調査する予定です。また、スペインの有名な女性活動家で優れた演説家だと言われたドロレス・イバルリについてもリサーチする予定です。

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