伊東宜明

レジデンス・プログラム

二都市間交流事業プログラム(派遣)

更新日:2019.10.28


伊東 宣明

参加プログラム 二国間交流事業プログラム(派遣)
活動拠点日本
滞在都市
マドリード
滞在期間
2015年10月 - 2015年11月
滞在目的

400年以上前に日本と初めて対面した西洋の原初がスペインにあるからです。それは国同士の歴史だけでなく、日本では芸術家を想起する際には、まっさきに近代絵画の天才であるパブロ・ピカソやダリの名があがります。彼らは、私を含め日本の芸術家の「芸術家像」に決定的な影響をあたえました。私が作品において「芸術家像」や「アートの本質」にアプローチしている現在、スペインの風景や人、言語や文化、社会問題はその影響の源を知る大きな手がかりになると考えました。

滞在中の活動

「アート」(オリジナルVer.)は、作者本人の自分撮りを中心に、背景に多くの名画、制作の現場、鑑賞やアートツーリズムをする人々を映しながら、暗黙のうちに共有化されたフィクションである「アートの本質」について語る映像です。  現地でのリサーチの後、「アート」(スペインVer.)を作成します。作者自身がアートツーリストになり、撮影可能なスペインの名画、景勝、アートを取り巻く環境など、各地にて自画撮りで撮影します。最終的に2作品を同時再生する機会を設け、その差異から、「アート」を取り巻く二カ国の状況・歴史を浮かび上がらせます。

クリエーター情報

ページの先頭へ