更新日:2019.10.28
参加プログラム | 二国間交流事業プログラム(派遣) |
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活動拠点 | ドイツ |
滞在都市 | ベルリン |
滞在期間 | 2015年4月 - 2015年6月 |
私はこれまで自身の日常生活の問題をテーマに制作してきました。そのため、作品を発表する際も、私自身と鑑賞者との日常的な関係を意識してきました。しかし、作品を発表する場は、私のテーマや制作環境とかけ離れていることから私は葛藤してきました。 レジデンシーの環境は、私の制作に対する考えをより直接的に嘘がなく表現できる場であると考えたことから、滞在制作の必然性を見いだしました。私は、生活と制作と発表の場が密接に繋がっている環境の中に、自身の研究のふさわしい着地点があることを期待しています。
現在、大きく分けて、三ヶ月間毎日続けて行なうもの、他者が関わってできるもの、スタジオで成立するもの、という作品プランを予定しています。リサーチと実験にあたる作品制作は同時進行しながら、それに伴う成果を蓄積および記録し、公開をめざします。 リサーチ・制作は主にフィールドワークであり、滞在期間の前半はスタジオ外での活動が中心となります。 また、他者と共同で制作する作品を予定していることから、リサーチだけでなく協力を必要とする人達との関係作りに多くの時間を費やすことを予想しています。