更新日:2019.10.29
参加プログラム | 二国間交流事業プログラム(派遣) |
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活動拠点 | 日本 |
滞在都市 | バーゼル |
滞在期間 | 2014年5月 - 2014年7月 |
3.11の大震災が日本に起こり、その問題は今も尚解決していません。日本人はより敏感に自然との共存やどこまで人間が世界に介入して生きていくべきなのか感じ取らなければいけません。私は日本人のアーティストとして豊かな自然を抱くバーゼルに行き、そこで制作することに意義を感じます。 また、私の絵は「日本っぽい」と言われることが多くて、その私の中に無意識ににじみ出てくる日本人としてのアイデンティティを外から見つめ直して考えたいという思いがあります。自分の中のアイデンティティと全く知らない文化との化学反応によって更なる作品の発展を期待しています
バーゼルの風景を題材にキャンバスに絵を描き、現地の方ともコミュニケーションを取りそこからインスピレーションを受けた経験などもスケッチとして描きます。 もしバーゼルの人たちが大切にしているような思い入れのある家具などがあったらそれを現地で購入し、それにペインティングすることも考えています。バーゼルの特色が現れているような柄布などを自分の絵画に貼っていくことも考えています。これによりバーゼルの文化と私の日本人のアイデンティティが良い化学反応を起こすことを期待しています。