潘 逸舟

レジデンス・プログラム

二都市間交流事業プログラム(派遣)

更新日:2019.11.7


潘 逸舟

参加プログラム 二国間交流事業プログラム(派遣)
活動拠点日本
滞在都市メルボルン
滞在期間
2013年8月 - 2013年10月
滞在目的

私は現代美術において身体を用いて多くの作品を制作しています。そのなかで現代のグローバルのなかにおいてのアイデンティティをテーマにしています。オーストラリアでは、移民やアボリジニーの歴史とその背景について調査をしたいと考えています。また多文化主義においてどのようにお互いの文化、習慣が共有されているのか、アイデンティティの問題がそのなかでどのように存在しているのかについても知りたいと考えています。また、それらのことが美術においてどのように表象されているのかについても関心を持っています。またこれらの調査によって、自分自身がグローバルな世界において、どのようにアイデンティティの問題に取り組むことができるのか、を問うことにもなります。今回の滞在で自分自身の作品をさらに発展していけると考えています。

滞在中の活動

1ヶ月目、大学にて学生に自身の作品のプレゼンテーションを行い、移民の調査などについてのスタッフや学生たちから意見をもらいながら交流をしていきたい。また、美術館や博物館、図書館などで本格的に調査を始めていきたいと思う。2ヶ月目は「交換された記憶」というプロジェクトの作品を制作していきたいと思う。学生たちとソリーのようなものを作って、そのソリーを引っ張って、オーストラリアの砂漠を雪と見立てながら横断するパフォーマンスをする予定です。3ヶ月目では、大学内での個展に向けて作品を編集していきたいと思う。

クリエーター情報

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