雨宮 庸介

レジデンス・プログラム

リサーチ・レジデンス・プログラム

更新日:2019.11.27



雨宮 庸介

参加プログラム     リサーチ・レジデンス・プログラム
活動拠点日本
滞在期間 
2010年4月 - 2010年5月
滞在目的

「都市」「身体」「芸術」についての考察と、それによりもう一度逆照射された『「私」がどこではじまり「私たち」がどこではじまるのか?』という命題へのとりあえずの解答を検証すること。それをこの滞在の目的とし、滞在を通じて知り合った人々と多くの意見を交わす場を作ることを試みます。

滞在中の活動

2008年にTWSから継続する雨宮作品「ムチウチニューロン」シリーズを通して「都市と身体と芸術」について考察する

滞在制作成果
■派遣滞在を終えて 
この度、リサーチ・レジデンス・プログラムに参加させていただき、とても有意義な約2ヶ月を送ることができました。
とはいえ、毎日早朝に美術館に出かけ、深夜にかえってくる、という特殊なレジデンス期間でした。ですので、リサーチと言っても、だれか数人の特定の人物と深く関わりを持つ、といった種類のものではなく、六本木という場所の特性もあり、人種も多様な不特定多数の人間と関係を結んでいく、という特殊なリサーチをさせていただいた事になります。
まさにそのような在り方が、都市的であり、都市に関してのリサーチをする上でとても貴重な経験となりました。
TWSでのレジデンスは終了しますが、展覧会と僕の常駐は続きます。今後の展望や、まとめはもう少し先になります。9月に行われる成果発表展でなにかしらの展望、もしくはあらたなる疑問についてお話しできればと思っています。

■第三者との出会い
不特定多数の第三者との関わりでした(継続中ですが)見込みでは30万人とされています。

交流事業成果
六本木クロッシング2010展:芸術は可能か? 森美術館
雨宮出品作は映像+インスタレーション+身体で、107日間常駐し行為を続ける作品。

amemiya.jpg
作品名: わたしたち 2010年3月20 - 7月4日
作品についての簡単な説明: インスタレーションの中で行われた行為を映像で記録し、それを鏡写しにプロジェクションしてあり、そこで作者本人(雨宮)が常駐し、映像と同じ行動やそれから乖離した行動をし続ける。
写真 森美術館 撮影:木奥恵三

クリエーター情報

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