ダーク・ファン・リースハウト

レジデンス・プログラム

リサーチ・レジデンス・プログラム

更新日:2019.11.29


ダーク・ファン・リースハウト

参加プログラム リサーチ・レジデンス・プログラム
活動拠点オランダ
滞在期間
2009年4月 - 2009年5月
滞在目的

東京に関するリサーチでは、「人間生活の調整」という1つのテーマに焦点を絞っている。「調整」という言葉の定義ではそれに関わるものや人が置き去りにされることから、「調整」というのはいささか不明瞭なコンセプトである。 東京での「調整」は、ヨーロッパにおけるものとは全く異なるので、このテーマについてリサーチを行い、パフォーマンスやインスタレーション、移動スタジオや、www.dirkstudio.comにて東京に関するブログを行うことで表現していきたい。

滞在中の活動

OPEN STUDIO 2009
―個人的な日記をつけることで、街に関することを文章やイメージなどに変換する。
―テーマに沿って公の場所で「活動」を行う。
―新しい移動スタジオとして結実する、身の回りの環境を理解するための装置を制作する。

[ 活動報告 ]

■バー・パフォーマンス 東京の街のための新たな「モバイル・スタジオ」を作ることを目的に、トーキョーワンダーサイト青山:クリエーター・イン・レジデンスに滞在。東京の「モバイル・スタジオ」は傘と鞄から作られ、傘の半透明の構造を修理することによって生まれた新しい空間を"BAR"と名付けた。東京の様々な地域に"BAR"を設置し、人々に座って飲み物を楽しんでもらい、バー内部からの特殊な眺めから得た経験をビニールの上に書いてもらう。それによって後で訪れた人々が彼らの経験を読むということにつながる。
最終的に、"BAR"はその土地の状況と相互作用する展示品、または装置となった。"BAR"は人々に私のパフォーマンスに参加し、違う視点から街を見るという行為に招きいれた。東京の後は、"BAR"はソウルやベルリンなどの都市に移動をする予定。

[ モバイル・スタジオ (www.dirkstudio.com) ]
過去二年間、世界中の様々な地域や国でモバイル・スタジオを制作してきた。モバイル・スタジオはそれが作動する街で機能し、作品(アート)を見せる装置である。モバイル・スタジオはギャラリーや美術館などの展覧会場に限らず、街のなかで存在することが可能である。

" BAR"

" BAR"

クリエーター情報

ページの先頭へ