OPEN SITE 9|公募プログラム【展示部門】
美術家の久保田荻須智広と美術史家の吉村真が、洋画家・荻須高徳の署名があるパリの風景画の調査を起点に、20世紀の断片的な日仏の美術史を個人的な記憶やフィクションを交えながら空間化を試みる。荻須高徳というこのポピュラーにしてマイナーな存在に対する二人の追跡はときに夢想に流され、ときにさらにマイナーな存在へと対象を変えながら、一貫した歴史の記述というより複数のありえたかもしれない過去の眺めを描き出していく。
会期 | 2024年11月23日(土・祝) - 12月22日(日) |
---|---|
休館日 | 月曜日 |
時間 | 11:00-19:00 |
入場料 | 無料 |
会場 | トーキョーアーツアンドスペース本郷 スペースC (3F) |
アーティスト | 久保田荻須智広、吉村 真、荻須高徳、不詳の画家 |
久保田荻須智広《Anonymous painter》2023
荻須高徳《ビストロ》1986
吉村 真《現実の抽象、抽象的な現実 No.3》2024
久保田荻須智広《俎上の壁》2022-
久保田荻須智広《郊外の風景、とせよ》2023
日時 | 12月7日(土) 15:00-16:30 |
---|---|
内容 | 本展覧会において重要な作家である荻須高徳に関してのレクチャー。戦後美術史における荻須高徳について吉村真が、久保田荻須智広は荻須との個人的な関係性について話します。 |
料金 | 無料(予約制|定員15名) |
会場 | 交流室(中2階) |
11/1 14:00より販売開始(外部サイトに遷移します)
※Peatixのアカウント登録とログインが必要です。
日時 | 12月7日(土) 17:00-17:30 |
---|---|
料金 | 無料(予約不要) |
会場 | スペースC (3F) |
美術家の久保田荻須智広と美術史家の吉村真によるユニット。2020年結成。各々の研究内容から逸脱した領域を遊戯的に扱う。現在は隠伏している歴史のリサーチを起点とした作品制作を行っている。
https://com-course.netlify.app