OPEN SITE 7|公募プログラム【dot部門】
俳句や川柳のもとにもなった連句は、5・7・5と7・7を複数⼈で連ねていく共同詩である。本企画は、連句のリズム、緩急、雅俗、重軽といった⽂学的表現を視覚的表現に翻訳し、句と句のあいだにある⽷のような繋がりそのものを鑑賞させることを試みる。期間中にはイベントを実施し、連句を多⾓的に解釈する場をつくる。
会期 | 2022年12月10日(土) - 2022年12月18日(日) |
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休館日 | 12/12 |
時間 | 11:00-19:00 (最終日の展示公開は12:30まで) |
入場料 | 無料 |
会場 | トーキョーアーツアンドスペース本郷 スペースC (3F) |
《連句×盆踊り》2020 ⾼円寺パンディット
《連句ゆるり》
《連句ゆるり》
ふたりが、ふたりきりで、連句を巻きます。まずは、机に向かっているふたりをご覧ください。その次に、設置されたQRコードを読み取ればリアルタイムの連句の進行状況をお持ちのスマホやタブレットで確認することができます。物語を生むふたりを「観察」してみてください。
日時 | 12/11(日)13:00-17:00(作品完成次第終了) |
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ゲスト | 中村安伸 |
料金 | 無料 ※予約不要 |
盆踊りと連句は、同じ七五調。また、江戸時代に栄えた「みんなで一緒につくりあげる文化」という共通点があります。むかしの盆踊りや民謡には、既存の歌詞だけではなく、踊り子が即興で歌をつくる文化がありました。その場にいる人々が、その場の雰囲気で歌詞をつくり、掛け合い、繋いでいく。なんだかとっても魅力的。
でも、なんだかむずかしそう。そこで連句を使い、ワークショップ形式で「盆踊りの歌詞」をつくります。盆踊りや民謡がお好きな方、連句や詩、俳句や短歌がお好きな方、踊ったことのある方もない方も、文芸創作のご経験がある方もない方も、ぜひお気軽に遊びにいらしてください。日常の様々な言葉を使って、みんなで一緒に歌詞をつくり、うたって、踊ってみましょう。
日時 | 12/18(日)13:00-14:45 / 15:15-17:00 |
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ゲスト | 盆博(小野和哉・盆キチ スー) |
料金 | 無料 ※予約制 |
定員 | 各回10名 |
会場 | トーキョーアーツアンドスペース本郷 スペースC(3F) |
2011 年より連句団体「草⾨会」に参加。2012 年よりワークショップ「連句ゆるり」を開始。カードゲームや紙芝居などを取り⼊れ、連句未経験者が加わりやすい場づくりを⾏っている。他、連句にまつわるワ
ークショップやトークイベントなどを多数開催している。