OPEN SITE 7|公募プログラム【dot部門】
さまざまな関係の“家族”の、日常の中で語られにくい「場所の記憶」と風景を“共有”する場をつくり、他者や未来の“家族”との記憶の媒体となる「日常記憶地図」を制作する。また、複数の“家族”の「日常記憶地図」の展示やトークを通じて、役割や関係を迂回することの可能性について考える。
会期 | 2022年11月23日(水・祝) - 2022年11月27日(日) |
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時間 | 11:00-19:00 ※イベント実施時は通常の展示はご覧いただけません。 |
入場料 | 無料 |
会場 | トーキョーアーツアンドスペース本郷 スペースC(3F) |
協力(空間デザイン) | 後藤寿和・池田史子(gift_) |
《日常記憶地図インタビュー》2020 提供 長野県立美術館
《日常記憶地図 長野編 1950s-2020》展示風景 2021
撮影 篠田優
《日常記憶地図 上町台地編》2013(部分)
あなたにとって、近しくてよく知っている人のこれまで語られなかった「場所の記憶」を聞き、保存することで、知らなかったその人の側面が見えてくるかもしれませんし、未来の"家族"にも伝わるかもしれません。
「日常記憶地図」を使い、あなたの"家族"の「場所の記憶」を作家サトウアヤコが聞き取ります。
後日「日常記憶地図」と「場所の記憶」のまとめを制作しお送りします。
開催日時 | 11/23(水・祝)11:00-13:00(2時間) 11/27(日)11:00-13:00(2時間) |
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対象 | "家族"の「場所の記憶」を聞きたい人(申込者/高校生以上)と申込者の"家族" ※親や兄弟姉妹に限らず、親族やパートナーなど、“家族”だと思っている方は、どなたでもご参加いただけます。 |
定員 | 各回1組 |
会場 | 3階スペースC 展示会場内(インタビュー中は閉室) |
料金 | 無料 |
申込期間 | 9/15~10/31 ※先着順 ※11/10まで延長 |
参加の流れ |
1)予約確認メールに記載されたURLより、インタビュー用のフォームにご記入ください。 2)フォームの情報をもとに、サトウアヤコが可能な限りあなたの“家族”が住んでいた当時の地図を探します。 3)インタビュー当日の流れ ・プログラム紹介 10分 ・地図を描く 15分 ・「場所の記憶」を語る 60-90分 ・ふりかえり 10分 4)後日、インタビューの内容をまとめた制作物をサトウアヤコよりお送りします。 |
申込方法 |
予約フォームに必要事項を入力の上、お申込みください。 ※予約受付後、TOKASより予約確認メール(自動返信)を配信します。 24時間以上過ぎても確認メールが来ない場合は、お手数ですが下記のアドレスまでご連絡ください。 問い合わせ先|os7ticket(at)tokyoartsandspace.jp ※(at)を@に代えてください。 ※予約フォームの人数は「1人」を選択してください。 |
注意事項 |
・インタビュー用のフォームでは、下記の情報を作家サトウアヤコにお知らせいただきます。あらかじめご了承の上、お申込みください。 (①申込者の氏名 ②申込者のメールアドレス ③制作物を送るための申込者の現住所 ④"家族"の氏名 ⑤申込者と"家族"の関係 ⑥"家族"が住んでいた住所) ・"家族"の記憶を聞きたい方がお申し込みください。 ・"家族"が、当時住んでいた住所が確認できる場合のみお申し込みください。 ・申込みのタイミング次第で、当時の地図ではなく現在の地図を使用する場合があります。 ・昔のことを思い出すと精神的に不安定になる方もいらっしゃいます。必ず一緒に参加する方の確認と了承を得てください。当日参加者の方が不調を感じられた際はサトウアヤコの判断によりその時点で中断させていただきます。 ・インタビューの様子は、記録や制作物のため、写真撮影します。 ・本企画の制作物は作品としての発表を前提としていませんが、将来的にサトウが発表する際には改めてご連絡を差し上げ許可を伺います。 ・上記の内容全てに承諾いただける方のみお申込みください。インタビュー当日に承諾書をご提出いただきます。 |
プロジェクトをふりかえりつつ、他者としての“家族”、記憶と想起、ケアについて、アーティスト・文筆家のアサダワタルさんのこれまでの活動とも交差させながら考える。
日時 | 11/26(土)14:00-16:00 |
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ゲスト | アサダワタル(アーティスト、文筆家、近畿大学文芸学部教員) 「これまでにない他者との不思議なつながりかた」をテーマに、様々なコミュニティに出向き、企画や演奏、執筆を行う。著書に『住み開き増補版』(筑摩書房)、『想起の音楽』(水曜社)、『表現のたね』(モ・クシュラ)など。博士(学術)。 |
料金 | 無料 ※予約制 |
定員 | 15名 |
大阪府生まれ。「カード・ダイアローグ」、「日常記憶地図」、「マイクロ・ストーリーズ」など想起や対話の方法を開発しながら、言語化や媒介的なコミュニケーションと「ひとりで、共に」在る場について探求している。
https://my-lifemap.net/