OPEN SITE 7|公募プログラム【展示部門】
本展は、“いないがいる”アニメーションキャラクターが生きている空間のインスタレーションです。複数の画像が連続表示されることで、キャラクターは動き出します。それらの画像と画像のあいだを描く「中割り」によって生き生きとするのです。2枚の画像のフレーム間で中割りされ、動き出すとき、その隙間には無数の時間の可能性が生まれます。そこでは肉体のない、魂の身体について考えられるかもしれません。
会期 | 2022年10月22日(土) - 2022年11月27日(日) |
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休館日 | 10/24、10/31、11/7、11/14、11/21 |
時間 | 11:00-19:00 |
入場料 | 無料 |
会場 | トーキョーアーツアンドスペース本郷 スペースB(2F) |
《名無しの肢体 no name》2022
《劇場版オバケのB’》 2020 撮影:木奥恵三
《惑星ザムザ》 2020 撮影:木奥恵三
枚数が節減されたアニメである「リミテッドアニメーション」で特徴的に用いられる描画技法、「オバケ」をモチーフに作品制作を試みる、アーティストの米澤柊。対して、リミテッドアニメーションにおける「声」の扱いを論じてきた、批評家の黒嵜想。同じ形式の映像を二つの側面でそれぞれに扱ってきたアーティストと批評家が、絵と絵の、絵と声の、そして私たちの「あいだ(中割り)」を凝視します。
日時 | 11/13(日) 16:00 - 18:00(予定) |
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ゲスト | 黒嵜 想(批評家) |
料金 | 無料 ※予約制 |
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1999年生まれ。東京都を拠点に活動。アーティスト、アニメーター。現在のデジタルアニメーションにおけるキャラクターの身体性、またそのアニメーションが生きる空間の空気性に関心を持って制作している。
https://shuyonezawa.com/