TOKAS-Emerging 2021

TOKAS-Emerging

TOKAS-Emerging 2021

※6/1より再開|会期延長|事前予約制




トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)が、2001年より若手アーティストの活動支援として行っている「TOKAS–Emerging」は、日本在住の35歳以下のアーティストを対象に個展開催の機会を提供するプログラムです。
昨年度の「TOKAS–Emerging 2020」は、新型コロナウイルス感染症拡大による臨時休館のため、第1期は中止となりました。「TOKAS–Emerging 2021」では、TOKASが選出した3組と、前回中止となった3組を加えた6組を紹介します。平面、立体、映像、インスタレーションなど、多様なジャンルにまたがる新進気鋭のアーティストたちによる個展を、2021年4月から6月まで2会期にわたり開催します。

開催概要 ※6/1(火)より再開(4/25(日)~5/31(月)は臨時休館)

タイトルTOKAS-Emerging 2021
会 期
第1期:2021年4月3日(土) - 5月5日(水・祝)
第2期:2021年5月15日(土) - 6月13日(日)  ※6月1日(火)より再開し、6月20日(日)まで会期延長します。
時 間11:00-19:00
休館日
4/5、4/12、4/19、4/26、5/17、5/24、5/31、6/7、6/14
会 場トーキョーアーツアンドスペース本郷
入場料
無料 ※事前予約制
アーティスト
第1期:水上愛美、宮川知宙、都賀めぐみ
第2期:久木田 茜、GengoRaw (石橋友也+新倉健人)、辻 梨絵子
主 催公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 トーキョーアーツアンドスペース
※新型コロナウイルスの感染状況によって、実施内容が変更となる場合があります。


※予約の締切りは当日17:00まで。

第1期:2021年4月3日 (土) - 5月5日 (水・祝) ※4/25(日)~中止


水上愛美 | MIZUKAMI Emi
「Dear Sentiment」 
さまざまな媒体から選んだ複数のモチーフを組み合わせ、作家独自の「翻訳」を施し、画面を塗り潰したり、別のイメージを被せたりすることで不可視の部分をつくり、隠されたイメージの強化を図る水上。接触や運動が抑制された新たな日常の中で「身体」や「感情」の在り方を問い、改めて意識される他人と自己に焦点を当てる。

助成:公益財団法人小笠原敏晶記念財団


【インタビュー動画はこちら】


宮川知宙|MIYAKAWA Tomohiro
「遠くを見ること/そこへ行くこと」 
宮川は新型コロナウイルス感染症拡大を機に、意図的に会場での作品鑑賞をやめた。この実験的な行為は、美術鑑賞が「観客が不在でも成立するか」、「記録することが前提とされた際の現場の価値とは」といった、宮川が以前から持っていた関心や疑問から生じている。本展では、この実践に関連した写真や映像を用いたインスタレーションを展開する。


都賀めぐみ|TSUGA Megumi
「大きな蛇の樹の下で」 
何気なく撮影した自宅の窓からの景色の映像、年々下がる視力をコンタクトレンズで補う際の自身の感覚などを記した文章をはじめ、さまざまな視覚体験を記録し、それらを再構成する試みをとおして、身体における「見る」という行為と作用について考察する。

第2期:2021年5月15日 (土) - 6月13日 (日) 
※6月1日(火)より再開し、6月20日(日)まで会期延長します。


※事前予約制。予約の締切りは当日17:00まで。


久木田 茜|KUKITA Akane
「シンメトリーのひずみ」 
陶芸や金工などの手工芸を軸に制作する久木田は、合理的な形に、手作業によって形成される不合理な歪みを内包させる。この相反する行為とその結果から、人工と生命の間の表現を目指している。一貫して「シンメトリー」という存在を問いかけながら、装飾や植物の断片のイメージから幾何学的なイメージの制作を続ける。本展では、陶や真鍮を用いた立体作品を展示する。


GengoRaw (石橋友也+新倉健人)
「コトバノキカイ」
 
生命や言語をモチーフに表現活動を行うアーティストの石橋友也と、自然言語処理エンジニアである新倉健人が協働する「機械の視点を通じて、言葉の論理とイマジネーションに関する実験/制作を行う」アートプロジェクト。本展では、「TOKAS-Emerging 2020」に引き続き、近年飛躍的に発展している機械学習技術に着想を得た作品やAIの画像認識技術を使用した新作などを発表する。

■パフォーマンスを以下の日時に実施します。■
6/5 (土)、6/6(日)、6/12(土)、6/13(日)、6/19(土)、6/20(日)
各日14:00 - 19:00


辻 梨絵子|TSUJI Rieko
「ルリジサの茶」
古来より食すと鋭気を保つことができると言われ、お茶にして人々に好まれてきたハーブ、ルリジサ。辻は、青い星型の花を咲かせるこの植物を栽培し、さまざまな手法で作品に展開する。手作りのハーブティーを国内外の知人と飲みながら交わした対話から、他者の過去の出来事を紐解いてゆくドキュメンタリー映像作品や、花の色素を用いたドローイングなどでインスタレーションを構成する。

【インタビュー動画はこちら】
展示風景

水上愛美

宮川知宙

都賀めぐみ

久木田 茜

GengoRaw (石橋友也+新倉健人)

辻 梨絵子

展覧会紹介動画

アーティストインタビューと展示風景を公開しています。

第1期

水上愛美

宮川知宙

都賀めぐみ

第2期

久木田 茜

制作:髙橋健治

GengoRaw (石橋友也+新倉健人)

辻 梨絵子

参加クリエーター

GengoRaw (石橋友也+新倉健人)
久木田 茜
宮川知宙
水上愛美
都賀めぐみ
辻󠄀 梨絵子

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