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ユナイテッドピープル株式会社「未来を創る映画館展」
-OPEN SITE 2016-2017 Project B <公募プログラム>
エキジビジョン
タイトル | ユナイテッドピープル株式会社「未来を創る映画館展」 -OPEN SITE 2016-2017 Project B <公募プログラム> |
会 期 | 2017年1月14日(土) - 2017年2月12日(日) |
時 間 | 11:00 - 19:00 |
入場料 | 無料 |
主 催 | 公益財団法人東京都歴史文化財団トーキョーワンダーサイト |
会 場 | トーキョーワンダーサイト本郷 |
映画の多様性を担保してきたとも言えるミニシアターが減少し、画一的な大型映画館ばかりが増えている昨今。そんななか、映画館以外で、映画を共有する「場」をつくろうとする動きが広がり始めている。そこには従来の映画館にはなかった、映画を共有することで生まれるコミュニティーとしての機能や、市民発の企画の過程で育まれる主体性などの、新しい可能性も内包している。そんな、新たな未来を育む、未来の「映画館」を可視化し、体感できる企画。
企画者
ユナイテッドピープル株式会社
「人と人をつないで世界の課題を解決する」をミッションに、映画の買い付け・配給・宣伝事業を行う。扱っている映画は、環境問題や人権問題、幸福論など、社会的メッセージ性があるもので、主にドキュメンタリー。そうした映画のテーマについてより深く考えてもらえるよう、映画館での上映のみならず、カフェ・レストラン・公民館・大学・企業等で映画を上映してくれる仲間を募り、運営サイト「cinemo」を通じて、市民上映会の輪を広げている。
セミナー講師
唐品知浩(ねぶくろシネマ(屋外上映)実行委員長)
1973年生まれ。株式会社リゾートノート取締役。別荘専門の不動産サイト「別荘リゾート.net」の運営をしながら、「ねぶくろシネマ」を主催する地元、東京都調布市の父親たちで結成したまちおこし会社、合同会社パッチワークスのメンバー兼ねぶくろシネマ実行委員長。個人的に「◯◯を面白がる会」というブレスト型飲み会を定期的に開催。他にも、日本で一番小屋を作っている団体「YADOKARI小屋部」の部長として、コミュニティビルドという、WEB上で集まった仲間とリアルな小屋作りを通して、コミュニティを地域にまで広げていく手法を展開。活動は多岐に渡る。
大高健志(株式会社MotionGallery代表取締役)
1983年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、外資系コンサルティングファームに入社し、戦略コンサルタントとして、主に通信・メディア業界において、事業戦略立案、新規事業立ち上げ支援等のプロジェクトに携わる。その後、東京藝術大学大学院に進学し映画製作を学ぶ中で、クリエィティブと資金とのより良い関係性の構築の必要性を感じ、2011年にMotionGalleryを立ち上げる。
佐藤浩章(CINEMA Chupki TABATA支配人)
1990年1月24日生まれ。千葉県市川市出身。2014年9月に「Art Space Chupki」をオープン。月4日の上映活動を実施してきたが、2016年3月にオーナーの事情により退去を余儀なくされる。その後、クラウドファンディングなどで1880万もの募金を集め、同年9月にCINEMA Chupki TABATAをオープン。日本初のユニバーサル映画館として注目を集めている。
アーヤ藍(ユナイテッドピープル取締役副社長)
1990年生まれ。長野県で自然と戯れながら育つ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。在学中は5つのゼミを渡り歩いた末、最終的にアラブ・イスラームについて学ぶ。2011年3月に研修で訪れたシリアが帰国直後、内戦状態に。シリアのために何かしたいと思っていたなか、ユナイテッドピープルに出会い、2014年6月入社。「人と人をつないで世界の課題解決をする」をミッションに、社会的メッセージ性のあるドキュメンタリー映画の配給・宣伝事業を行う。
展示協力
荒木了平(くま美術店)
オンラインで現代美術を定額販売する「くま美術店」店主。群馬県で熊に怯えながら育つ。京都造形芸術大学彫刻科卒業。仏像を彫りたいと京都に行くも、現代美術をするハメに。卒業後は中国に渡り、帰国後は(株)マザーハウスに勤務。ビジネスで既存の問題を解決できることを体験し、「くま美術店」を立ち上げる。この春より、東京の現代美術ギャラリーの情報を集めた「ART PASSPORT TOKYO」を発行予定。
関連イベント
市民上映会を体感しよう!:ヴィック・ムーニーズ―ごみアートの奇跡
タイトル | 『ヴィック・ムーニーズ―ごみアートの奇跡』 |
開催日時 | 2017年1月22日(日) 17:00~19:00 |
ユナイテッドピープル厳選の4作品を特別上映します。 また各回上映後には、特別ゲストによるトークや交流会を実施します。
上映終了後、参加者同士の交流会を行います
- 入場無料/各回先着20名(上映開始の1時間前より受付にて整理券を配布します)
- 上映時間中は、展示の一部がご覧いただけません
- 展示会場にて上映を行うため、通常の映画館のような良質な上映環境ではありません
- 日本語字幕上映となります
「未来の映画館」創造セミナー
スケジュール |
- 「市民上映会」基礎知識
2017年1月22日(日) 11:00~13:00
講師:アーヤ藍(ユナイテッドピープル株式会社)
- 映画上映が社会に与える影響について考える
2017年1月29日(日) 16:00~17:30
講師:唐品知浩 (ねぶくろシネマ
(屋外上映)実行委員長)
大高健志(motiongallery
(クラウドファンディング)代表取締役)
佐藤浩章(cinema chupki
(日本初ユニバーサル映画館)支配人)
- 市民上映の先輩に学び、自分の「映画館」を設計する
2017年2月4日(土) 15:30~18:00 講師:西村修(銀座ソーシャル映画祭 主催)
廣野聡美(想ふ映画館 主催)
大場亮(ソシアルシネマクラブすぎなみ)
- 最終発表
2017年2月4日(土) 15:30~18:00 2017年2月12日(日) 18:00~19:00
講師:アーヤ藍(ユナイテッドピープル株式会社) |
応募条件 | ・市民上映会の開催経験がない、あるいは数回しか開催経験がなく、将来的に実践してみたいと考えている方 ・上記スケジュールの全ての回に出席可能な方 |
市民一人一人が、映画を使ったメッセージ発信を行う「市民上映会」。個性とオリジナリティーが溢れる空間であり、従来の映画館とは全く異なる、コミュニティとしての可能性を秘めています。そんな「自分の映画館」づくりに関心がある皆さまに向けて、展示期間中にセミナーを開催します。
※定員に達したため、セミナー受講希望の受付は終了しましたが、各回とも聴講、展示鑑賞は自由入場となります。
市民上映会を体感しよう!:ジェンダー・マリアージュ―全米を揺るがした同性婚裁判
タイトル | 『ジェンダー・マリアージュ―全米を揺るがした同性婚裁判』 |
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開催日時 | 2017年1月29日(日) 14:00~16:00
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ユナイテッドピープル厳選の4作品を特別上映します。 また各回上映後には、特別ゲストによるトークや交流会を実施します。
上映終了後、ゲストトーク「映画が未来を創る可能性」
- 入場無料/各回先着20名(上映開始の1時間前より受付にて整理券を配布します)
- 上映時間中は、展示の一部がご覧いただけません
- 展示会場にて上映を行うため、通常の映画館のような良質な上映環境ではありません
- 日本語字幕上映となります
市民上映会を体感しよう!:それでも僕は帰る―シリア 若者たちが求め続けたふるさと
タイトル | 『それでも僕は帰る―シリア 若者たちが求め続けたふるさと』 |
開催日時 | 2017年2月4日(土) 14:00~15:30 |
- 入場無料/各回先着20名(上映開始の1時間前より受付にて整理券を配布します)
- 上映時間中は、展示の一部がご覧いただけません
- 展示会場にて上映を行うため、通常の映画館のような良質な上映環境ではありません
- 日本語字幕上映となります
市民上映会を体感しよう!:ザ・トゥルー・コスト―ファストファッション 真の代償
タイトル | 『ザ・トゥルー・コスト―ファストファッション 真の代償』 |
開催日時 | 2017年2月12日(日) 16:30~18:00 |
ユナイテッドピープル厳選の4作品を特別上映します。 また各回上映後には、特別ゲストによるトークや交流会を実施します。
上映終了後、イベント「未来の映画館」創造セミナーの受講者による発表を行います。
作品公式サイトはこちら
- 入場無料/各回先着20名(上映開始の1時間前より受付にて整理券を配布します)
- 上映時間中は、展示の一部がご覧いただけません
- 展示会場にて上映を行うため、通常の映画館のような良質な上映環境ではありません
- 日本語字幕上映となります