なぜ今、アーティストは島へ向かうのか
タイトル | 島からのまなざし
なぜ今、アーティストは島へ向かうのか |
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会 期 | 2014年2月19日(水) - 2014年3月7日(金) |
時 間 | 9:30 - 17:30 |
夜間開館日 | 2月21日(金)は午後20時まで開館 |
入場料 | 無料 |
主 催 | 公益財団法人東京都歴史文化財団 トーキョーワンダーサイト |
協 力 | 公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館、ART FRONT GALLERY、株式会社ゆかい、京都精華大学、VOLCANOISE |
会 場 | 東京都美術館 ギャラリーB (東京都台東区上野公園8-36) |
アーティスト | 池田晶紀、大小島真木、小松敏宏、林千歩、村上佳苗、 吉田夏奈 |
トーキョーワンダーサイトでは、2001年よりトーキョーワンダーウォールと連携をしたTWSエマージング展、さらにレジデンス・プログラムなど、継続的に若手アーティストの発掘、育成支援を行ってきました。10年にわたる活動の中で、数多くのアーティストが育ち、国際的に活躍する者も少なくありません。 ここ数年の若手作家の作品を見渡したときに、「島」というテーマで描く作家が多いことに気づかされました。かつてゴーギャンは楽園を求め、「ここではないどこか」を探して南国の島を彷徨い、答えなき問いを抱きながら世界を見つめました。では今日において、作家たちはなぜ島を描くのでしょうか。楽園を島へ求めるのではなく、未来への課題を解くための新たなまなざしが作家たちを島へ向かわせるのではないでしょうか。 生まれた島を描き続ける作家、島に滞在しながら制作する作家、島の在り方に向き合う作家...アプローチや手法はそれぞれでありながら、島を描くことによって新しい価値観を見つけ出しているのでしょう。 本展覧会では、作家たちが見つけ出した「島」やその大切なまなざしが閉じ込められた作品が交錯し、反響し、一つの群島風景を作り出しています。作家たちの未来への挑戦をぜひご覧ください。
*画像は出品作品とは異なる場合があります。《DOUBLE NATURE》 2011、ラムダプリント、アクリルマウント
《星の歌》 2012、壁画(鉛筆、色鉛筆、クレヨン、紙、パネルに紙、鉛筆、アクリル)
《Sea Room》 2013、瀬戸内海で採取した海水、約3000個のガラス瓶、シリコン、コンクリート、瀬戸内国際芸術祭2013 -
《You are beautiful》 2011、ビデオ、絵画、立体など、小豆島AIRアートプロジェクト「Story of the Island」展
《御手ノ真中》 2010、キャンバスに油彩
《城山日出峯の目眩》 2012、紙にオイルパステル、クレヨン
※「ART NEWS TOKYO 1-3月号」にて、本展の会期を2月18日~3月7日と掲載していますが、正しくは2月19日~3月7日になります。ご迷惑おかけしたみなさまには心よりお詫び申し上げます。
サテライト企画として、トーキョーワンダーサイト(TWS)アートカフェ展示企画「WINDOWS Vol.7」で関連作品の展示やトークイベントを実施します。
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