ヴァリヨ・アンサンブル「月に憑かれたピエロとその影」

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ヴァリヨ・アンサンブル「月に憑かれたピエロとその影」

トーキョー・エクスペリメンタル・フェスティバルVol.8―TEFパフォーマンス<公募プログラム>

コンサート

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開催情報

タイトルヴァリヨ・アンサンブル「月に憑かれたピエロとその影」
トーキョー・エクスペリメンタル・フェスティバルVol.8 TEFパフォーマンス <公募プログラム>
会 期2013年11月29日(金) - 2013年11月30日(土)
入場料2,500円(要予約)
主 催公益財団法人東京都歴史文化財団 トーキョーワンダーサイト
後 援東京ドイツ文化センター、ポーランド広報文化センター
会 場トーキョーワンダーサイト渋谷

シェーンベルクの《月に憑かれたピエロ》に、ベルリン在住のフィンランド人作曲家ヒューティアイネンによる3つの影の作品を融合させた実験的な音楽劇。影が物体に従うように、ヒューティアイネンの夢の影も、原曲に手を加えることなく補完する役目を果たす。そして、影が物体から徐々に独立するように、この作品の3つの影も終盤に向かうにつれてオリジナルから離れ、自分のアイデンティティーを探るようになる。
Vimeo: https://vimeo.com/31751927

チケット情報

2013年11月29日(金)19:30~ (終了しました)
2013年11月30日(土)17:00~
※開場は開演の30分前

※11月30日の予約受付は終了いたしました。
30日16:30より当日券用整理券の配布を行ない、開演5分前より番号順にご案内いたします。

予約方法

氏名、電話番号、ご希望の公演名と日時、チケット枚数をご記載のうえ、件名を「フェスティバル申込み」としてEmailもしくはFaxでお申込みください。

E-mail: tef2013@tokyo-ws.org 
Fax: 03-5766-3742

※各回とも、定員になり次第締め切らせていただきます。
※公演日前日の17時をもってご予約の受付は終了いたします。当日券につきましては予約受付終了後、こちらのページをご覧ください。

プロフィール

ヴァリヨ・アンサンブル

シェーンベルクの《月に憑かれたピエロ》から着想を得た音楽劇創作のため、5人の演奏家とアンニカ・フールマン(歌手)、ミーカ・ヒューティアイネン(作曲)、ヤーッコ・ノウシアイネン(演出)が結成。 ヒューティアイネンとノウシアイネンは、これまでにもコラボレーションを行ってきたが、この作品では、シェーンベルクの連作歌曲と、フールマンによる夢日記のテキストに基づいたヒューティアイネンの新作を融合した。「ヴァリヨ Varjo」とはフィンランド語で「影」 の意。
http://exclam.fi/pierrotlunaire/

アンニカ・フルマン(ソプラノ/テキスト)

1986年生まれ。若手作曲家と精力的に活動するソプラノ歌手。自身のために作曲された作品を含む、フィンランドおよび海外の作曲家による新作初演を手がけている。フィンランド国内の現代音楽祭に多数参加。シベリウス音楽院より音楽教育、メトロポリア応用科学大学より声楽教育の学位を取得。クリスティーナ・ラキ教授のマスタークラスに参加。また作曲も学び、彼女の合唱曲は国内外で盛んに演奏されている。

ミーカ・ヒューティアイネン(作曲)

1982年生まれ。ベルリンを拠点に活動するフィンランド人作曲家。彼の作品はムジカ・ノヴァ、ヘルシンキ・フェスティヴァル、タイム・オブ・ミュージック、アバンティ・サマーサウンズ、ミュージック・オブ・アワ・タイム、ヘルシンキ室内楽サマーフェスティヴァルなど、フィンランド国内の主要な音楽祭で演奏されている。また、キュリアス・チェンバー・プレイヤーズのコンサートツアーのプログラムとして作品が取り上げられ、北欧とドイツ各地(ベルリンのランゲナハト・デス・ムジークテアーテル、ヘンデル音楽祭、ザールブリュッケン・フェスティヴァル)で演奏された。2007年、クフモ室内楽音楽祭において最優秀若手作曲家に選出。2009年にはAward of Majaoja Foundationを受賞。現在はベルリン芸術大学にて実験音楽劇を専攻し、ダニエル・オットに師事している。

ヤーッコ・ノウシィアイネン(演出)

1969年生まれ。15年以上にわたり、音楽劇、ダンス、パフォーマンス、サウンド・インスタレーション、映画といった分野で多面的に活動。ヘルシンキと2008年より拠点を置くベルリンにおいてオペラと室内楽劇を演出。現在はELOMEDIA Doctoral Program of Cinema and Audiovisual Mediaに在籍する傍ら、香港城市大学Creative Media校に研究員として滞在し、オペラのメディア化に関する博士論文の最終段階に取り組んでいる。

トュルッカ・インキラ(フルート)

1989年生まれ。2008年よりメトロポリア応用科学大学のエーヴァ・ヘイッキラのもとで学ぶ。現代音楽に精力的に取り組むとともに、自ら作曲も手がける。演奏者としても作曲家としても、ジャンルを超えた活動をめざしている。

ターヴィ・オラモ(クラリネット)

1990年生まれ。2008年よりシベリウス音楽院においてトゥーリア・ユレネンに師事。また、フランソワ・バンダ、ヘルマン・シュテファンソン、チャールズ・ナイディックのマスタークラスに参加。2008年Eurovision competition for young soloistsにおいて、フィンランド放送交響楽団と共演。2009年には同オーケストラの若手ソリストとしてデビュー。国内外において多数のオーケストラやアンサンブルとの共演を果たしている。また声楽を学び、ヘルシンキ室内合唱団 やEMOアンサンブルといったフィンランドの名高い合唱団の一員でもある。

カリ・オラマー(ヴァイオリン/ヴィオラ)

1986年生まれ。現在、シベリウス音楽院の修士課程に在籍し、カイヤ・サーリケットゥに師事。メトロポリア応用科学大学においてバロック・ヴァイオリン、ヴィオラ、指揮法を学ぶ。フィンランド、スウェーデン、フランス、ベルギー、アメリカなどで室内楽奏者およびソリストとして活躍。2008年、タリンのヘイノ・エッレル国際ヴァイオリンコンクールで若手特別賞を受賞。2010年、フィンランドのクオピオで開催されたヴァイオリンコンクールのセミファイナリスト。

ヨハンナ・タルッカネン(チェロ)

1985年生まれ。メトロポリア応用科学大学で学ぶ。現在、タンペレ音楽大学に在籍中。ミレル・ヤンコヴィッチ、ヘイッキ・ラウタサロ、ミシェル・ストロース、ライモ・サリオラのクラスを含む多数のマスタークラスに参加。オーケストラでの活動の他、ソリストとしてセイナヨキ・オーケストラと共演した。

ゲイリ・グラシュート(ピアノ)

1985年生まれ。リトアニア音楽演劇アカデミーにおいてアレクサンドラ・ジュヴィルブリーテーン教授のもとでピアノを学び始める。現在、シベリウス音楽院の修士課程に在籍し、エリック・T・タヴァッシェルナ教授とイルモ・ランタ教授に師事している。ラルフ・ゴトーニや作曲家ロディオン・シチェドリンのクラスを含む多数のマスタークラスを受講。ソリストおよび室内楽奏者としてフィンランド国内外で活躍する。また、フランス、リトアニア、フィンランドの国際ピアノコンクールで優秀な成績を収めた。

カタリーナ・ニーベリ (プロデューサー)
ヤリ・ピートュライネン (照明)

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