その他のプログラム
エクスターナルワーク
開催情報
タイトル | アーティスト・イン・夕張
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会 期 | 2013年7月22日(月) - 2013年8月20日(火)
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入場料 | 無料 |
主 催 | 東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 トーキョーワンダーサイト [東京⇔夕張 自治体間連携モデル事業]
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協 力 | 夕張市、NPO法人ゆうばりファンタ
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アーティスト | 遠藤一郎、永岡大輔、松本 力、mamoru |
イベントチラシ PDF:1MB
今年の夏も、4人のアーティストたちが北海道・夕張に滞在して作品を制作します。
活動の様子は【facebook】で更新中。
プロフィール
永岡大輔(1973年 山形県生まれ)
活動場所:宮前町 連絡所跡地
昨年、永岡は夕張の方々の好きな本についてインタビューして映像作品を作りました。今年は、より多くの方々とともに本と朗読のパーティを開きます。まずは夕張で集めた古布や廃材を使って、パーティ会場となるテント小屋を建てます。パーティの後には、テントを旧緑小学校の教室へ移して、子どもによる子どものための図書室として設置します。居心地のいいテントを作りたいと思います。
松本力(1967年 東京都生まれ)
活動場所:宮前町 連絡所跡地
昨年、松本は小学生の翔太君と出会いました。「夕張におもちゃ屋がない」と聞いた松本は、「一緒におもちゃ屋さんを作ろう」と提案しました。そこから「ないものは、つくっていこう」をテーマに、子どもたちによるおもちゃ屋さんを開く構想として、翔太君のお父さんや友達も一緒に話し合い、松本が彼の好きな戦中の戦闘機「ゼロ戦」の小型モデルをダンボールで作りました。テーマは「夕張のみなさんの中にある、求められるリーダーシップとは何か」です。今夏は、その次世代の担い手である翔太君を中心に、さらに大きなゼロ戦のモデルを作ろうと思っています。男の子の憧れである飛行機としての「ゼロ戦」を、モノを作る過程を通して、どうしてゼロ戦なのか?ということも、いろいろな方と話し合いたいと思っています。
遠藤一郎(1979年 静岡県生まれ)
活動場所:旧緑小学校
昨年、「未来へ号」バスに乗って全国を駆け巡った遠藤一郎。夏の夕張では幼稚園や小学校、高齢者施設など市内各所で、冬はゆうばり国際ファンタスティック映画祭で出会った方々の夢の凧を集め、連凧にして空にあげました。今年は、旧緑小学校の再出発に向けて、校舎の壁面に夕張中学校美術部のメンバーとともに図案を考えて、大きな"太陽"の絵を描きます。
mamoru (まもる、1977年 大阪府生まれ)
活動場所:宮前町、夕張川周辺ほか
今年、はじめて夕張に行くmamoru(まもる)は、音をつかったアート作品を作っているアーティストです。この夏、mamoruは、夕張を拠点にしたアートのプロジェクトとして「来曼(ライマン)研究会」を立ち上げます。明治時代に日本各地の石炭・石油・地質調査にあたったアメリカ人地質学者ベンジャミン・スミス・ライマンの学者としての功績はもちろん、ライマンのユニークな人柄やエピソードや、彼が見た景色や、聞いた音などにも興味を持ったmamoruは、ライマンにまつわる様々な調査・研究を通して、夕張を知って行きたいと思っています。滞在の最後には、研究発表会を開きます。
昨年の様子
→夏(滞在制作)
→冬(「ゆうばりファンタスティック映画祭にて成果発表」)
関連イベント
イベント
永岡大輔によるテントのイメージ図
7月22日(月)~8月7日(水)
宮前町の連絡所跡地にて、テント小屋の制作開始。 お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。
イベント
7月29日(月)、30日(火)
遠藤一郎が夕張中学校美術部と巨大を壁画制作します。
会場:旧緑小学校
→完成しました!
イベント
8月8日(木)18:00~
ひかりテントの小さな図書室 「カンテリヒトパーティー」
宮前町連絡所跡地にてテント完成披露のパーティを開催します。本の朗読や、「記憶のレシピ」からつくる料理など、地元の皆さんと一緒に楽しみたいと思っています。市内、道内の方々もお誘い合わせの上ぜひお越しください。
→終了しました。大勢の方にお越しいただき、ありがとうございました。
イベント
8月18日(日)16:00~
mamoruによるお話とライマンカレー「来曼(ライマン)研究会」
会場:宮前町 集会場
この1ヶ月間、アメリカ人地質学者B.S.ライマンの足跡を追ってmamoruが感じた夕張についてお話します。また、ライマンが書き残したカレーのレシピを再現して、明治初期にタイムトリップします!
参加クリエーター
遠藤一郎
mamoru
松本 力
永岡大輔