Emerging Artist Support Program 2010
タイトル | 第5回展覧会企画公募 「ELASTIC VIDEO-curated by PLINQUE」
Emerging Artist Support Program 2010 |
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会 期 | 2011.2.26(Sat) - 2011.3.27(Sun) |
時 間 | 11:00 - 17:00 |
入場料 | 無料 |
主 催 | 公益財団法人東京都歴史文化財団 トーキョーワンダーサイト |
後 援 | 在日オーストリア大使館 文化フォーラム |
会 場 | トーキョーワンダーサイト本郷 |
アーティスト | マルクス・ハナカム&ロスヴィータ・シューラー、リディ・シェフクネヒト、アルミン・B・ヴァグナー、クラウディア・ラルヒャー(以上、PLINQUE) クリスティアン・ルシツカ、ザーシャ・ピルカー、ベルンド・オップル、デヤン・カルジェロヴィッチ、マヌエラ・マーク |
企画者 | クラウディア・ラルヒャー |
このたびTWS本郷では、2010年度「Emerging Artist Support Program 展覧会企画公募」における入選者による企画展を開催いたします。
企画者(キュレーター)を志し活動している若手実力者への支援・育成を目的とした展覧会企画そのものを公募するプログラムです。
これまでに実施した公募のなかでは、企画者(キュレーター)からの応募に加え、アーティスト自身による(本人を含む)グループ展の企画も多く寄せられ、なかでもアーティスト自身によるセルフプロデュース企画内容の多くは、既成のジャンルに分類できない新しいアートを試みるものが多く見られました。
5 回目となる2010年度は、会田 誠氏(美術家)、鈴木芳雄氏(エディトリアル・コーディネーター)、片岡真実氏(森美術館チーフ・キュレーター)、家村佳代子(TWSプログラム・ディレクター)、北澤ひろみ(TWSキュレーター)の5名が審査員を務めました。将来キュレーターをめざし活動する方、またはセルフプロデュースによる企画を考えているアーティストの方からのなど、自薦・他薦を問わず新しい発想とエネルギーに満ちた44企画の応募数から3企画が選出されました。
オーストリアのウィーンを拠点に活動する若いアーティスト集団PLINQUE(プリンキ)は主に2008年から断続的に展覧会を行っています。様々な場所で展覧会を開き、それぞれの文脈や設定に合った内容を展開しているPLINQUEが考えるビデオの概念は、動く画像の映写という典型的な形式に束縛されることはありません。それはビデオ・スカルプチャー、サイトスペシフィックなビデオ・モンタージュ、ビデオ・インスタレーションの領域にまで広がるものです。「ELASTIC VIDEO」展は、マルチメディア・アートにおける現在の動向および伝統的手法の各種コンセプトを拡張し、共同のユニークなビデオ・インスタレーション作品を展示します。
マルクス・ハナカム&ロスヴィータ・シューラー 《Invasion》 2010、フィルムスチル
ベルンド・オップル 《Untitled》 2010, インスタレーション風景
1979年、オーストリア・ブレゲンツ生まれ、ウィーン在住。アーティスト、キュレーター。2008年よりPLINQUEの展覧会キュレーションに携わる。2009 年《HEIM》でクンストハーレ・ウィーン・アワード2008アニメーション部門特別賞受賞。オーストリア文化省スタジオグラント2010参加。
3 月12 日(土)13:00~14:00
出展作家3人によるアーティスト・トークを行います。
出演:クリスティアン・ルシツカ、ザーシャ・ピルカー、デヤン・カルジェロヴィッチ
(英語でトークを行います。日本語での通訳を予定しています。)