つなぐTOKAS:アートと社会をつなぐには

つなぐTOKAS:アートと社会をつなぐには

キッズ・ワークショップ「じぶん美術館」 ラーニング・プログラム「はこをひらく/ワークショップの作り方」

開催概要

トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)は、こども対象のワークショップと大人対象のラーニング・プログラム「つなぐTOKAS:アートと社会をつなぐには」を開催します。アーティストの船井美佐を講師に迎え、船井さんがキュレーターと立ち上げたコレクティブ「FULFILL」をゲストに、アートと社会をつなぐこと、そのためのアートプログラムのあり方について考えます。

キッズ・ワークショップ 「じぶん美術館」では、 船井さんからいろいろな作品についてお話を聞いて、自分だけの美術館を作ります。白い箱に、絵具で色を塗って自分の好きなものを描いたり、好きな作品の写真を貼って作り、最後に完成した箱を頭にかぶって「じぶん美術館」に変身します。美術の歴史や、空間を構成して作品を作ること、自分の内側を表現すること、誰かの作品を見ることなど、アートについて楽しく考え学びます。完成した作品は1人ひとつ持ち帰ります。

ラーニング・プログラム 「はこをひらく/ワークショップの作り方」は、 企画者やファシリテーターを対象としたプログラムです。前半は船井さんによるこれまでの活動と実践報告のトーク。後半はFULFILLのメンバーも交えながら共に考え、グループワークでこどもを対象としたワークショップのプラン作りと発表を行います。美術鑑賞と実技をあわせたアートプログラムの作り方についてシンプルでベーシックなメソッドをレクチャーし、すぐに実践できるプランを作ります。

※FULFILL(フルフィル)は美術と社会をつなぐことについて考え実践するコレクティブ。現代美術の観点から、アートが豊かに機能するために、展示や鑑賞・教育などの作品と人の関係性を考え直し、不足の充足を目指します。
https://artproject.link/fulfill/

 
タイトルつなぐTOKAS:アートと社会をつなぐには
開催日時キッズ・ワークショップ「じぶん美術館」:2021年8月7日(土)13:00 - 16:00 
ラーニング・プログラム「はこをひらく/ワークショップの作り方」:2021年8月8日(日)13:00 - 17:00 
講師船井美佐
ゲストFULFILL:山本雅美(船橋市教育委員会学芸員)、金子由紀子(国際芸術センター青森主任学芸員) 
※ラーニング・プログラムのみ
会 場トーキョーアーツアンドスペースレジデンシー
住所:130-0023 東京都墨田区立川2-14-7-1F

アクセスはこちら
対 象キッズ・ワークショップ:4歳~小学生 ※未就学児は保護者が付き添いのうえご参加ください。
ラーニング・プログラム:18歳以上
定 員キッズ・ワークショップ:10名(事前予約制・抽選)募集終了 ※抽選結果は7月26日(月)までにお知らせします。
ラーニング・プログラム:15名(事前予約制・先着順)募集終了
参加費無料
持ち物
キッズ・ワークショップ:飲み物、タオル、着替え(汚れても良い服)
ラーニング・プログラム:筆記用具
申込期間
7月6日(火)00:00~7月20日(火)18:00
申込方法各予約フォームに必要事項を入力のうえお申込みください。
※予約受付後すぐに、予約確認メール(自動返信)を配信しますので、下記 E-mailの受信設定をお願いいたします。24時間以上過ぎても確認メールが来ない場合は、お手数ですが下記のアドレスまでご連絡ください。
※新型コロナウイルス感染症の状況により、オンラインで実施する場合があります。 
問合せトーキョーアーツアンドスペース 「つなぐTOKAS:アートと社会をつなぐには」担当係
135-0022 東京都江東区三好4-1-1 東京都現代美術館内
TEL:03-5245-1142 ※平日のみ(10:00-18:00)
E-mail:workshop2021[at]tokyoartsandspace.jp([at]を@に代えてください)

※ご質問もこちらにお送りください。
※ワークショップ当日は、会場のトーキョーアーツアンドスペースレジデンシー(03-5625-4433)までお問合せください。
主 催公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 トーキョーアーツアンドスペース





作家の言葉


“To connect art to the public” アートと社会がつながることで、豊かな暮らしや新しい未来が生まれる。 しかし、そのためには、もっと幅広い学びの場が必要ではないか、閉じられているホワイトキューブ=箱をひらくことが必要ではないか。 その箱の中には、あらゆる事象とつながってきた長く深い世界と、限りない未知の可能性が広がっている。子供や家族や全ての人々が箱の中身を共有していけるような、新しい仕組みと鑑賞の共通言語を育てるラーニングの基礎作りについて、アーティストや、キュレーター、ファシリテーター、皆で考えたいと思う。

作家プロフィール


船井美佐 FUNAI Misa 1974年京都府生まれ。2001年筑波大学大学院芸術研究科修了。楽園や境界、2次元と3次元の交差などをテーマに、絵画によるインスタレーションを制作する。作家活動の中で生まれた問題意識から、近年はコレクティブ「FULFILL」や、アートプログラム「ART PICNIC」を立ち上げ、新しい美術教育のあり方について研究している。主な展覧会に「2020年度第4期コレクション展」(愛知県美術館、2020)、「楽園/境界〜いつかいた場所〜」(国際芸術センター青森、2017)、「ワンダフル ワールド」(東京都現代美術館、2014)、「VOCA展 現代美術の展望-新しい平面の作家たち」(上野の森美術館、2009、2010)。パブリックアートにGINZASIX(2017)、明治大学(2013)など。「トーキョーアーツアンドスペースレジデンス2021 成果発表展『A Scoop of Light』」(TOKAS本郷)に8月9日まで参加。

≪楽園/境界≫ 2014
鏡、顔料、木 (東京都現代美術館) 撮影:木奥恵三

≪楽園/境界≫ 2014
鏡、顔料、木 (東京都現代美術館) 撮影:木奥恵三

≪Cave/Explosion≫
鏡 (東京都現代美術館) 撮影:木奥恵三

参加者・付き添いの方へのお願い

・マスクの着用、咳エチケット、手洗いや手指消毒にご協力ください。
・受付時に検温を行います。37.5℃以上の発熱があると認められた際は、参加をお断りいたします。

[以下に当てはまる方はご参加をお控えください。]
・37.5℃以上の発熱や咳・咽頭痛などの症状がある方。
・過去2週間以内に感染が引き続き拡大している国・地域への訪問歴がある方。
・新型コロナウイルス感染症陽性とされた方との濃厚接触がある方。 

参加クリエーター

船井美佐

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