アレクサンドラ・カルデナス| 新作初演| FLOW / NAGARE

アレクサンドラ・カルデナス| 新作初演| FLOW / NAGARE

メキシコ最先端音楽シーンと日本の古典/現代が交差する瞬間

コンサート


開催情報

タイトルアレクサンドラ・カルデナス| 新作初演| FLOW / NAGARE
メキシコ最先端音楽シーンと日本の古典/現代が交差する瞬間
会 期2012年3月1日(木)
時 間 19:00
入場料無料(要予約)
主 催公益財団法人東京都歴史文化財団 トーキョーワンダーサイト
協 力Fondo Nacional para la Cultura y las Artes (FONCA)
会 場トーキョーワンダーサイト渋谷
出 演吉村七重(箏)、鈴木俊哉(リコーダー)、アレクサンドラ・カルデナス(エレクトロニクス)

ラテンアメリカ最先端の音楽シーンを牽引するメキシコで活動するアレクサンドラ・カルデナス。室内楽作品から、エレキギターとコンピューターによる即興まで、エレクトロ・アコースティックな実験音響に作曲・演奏の両面から取り組む気鋭の音楽家。新しいテクノロジーを作品づくりに取り入れる一方で、その土地に根差した音と表現にも興味をもち、ラテンアメリカの伝統楽器のための楽曲も手掛けてきた彼女が、今回は日本の伝統楽器・筝に挑戦。東京での滞在制作を経て完成した新作を発表します。筝とリコーダー、それぞれの楽器を知り尽くした二人の奏者との2カ月間にわたる協働作業の結晶"FLOW/NAGARE"、お見逃しなく!

申込方法

氏名、電話番号、チケット枚数をご記載のうえ、件名を「FLOW/NAGARE 申込み」として、E-mailにてお申し込みください。
E-mail:performingart11@tokyo-ws.org

プロフィール

アレクサンドラ・カルデナス(作曲家)

1976年コロンビア・ボゴタ出身、メキシコ拠点。ロス・アンデス大学にて作曲を学ぶ。クラシックギターをカルロス・ロッカ・リンに師事。彼女の作品はコロンビア、ヴェネズエラ、メキシコ、アメリカ、ヨーロッパ、中国、インドなど様々な地域のコンサートホールで演奏され、多くのソリストや室内アンサンブル、またメキシコを代表する打楽器アンサンブルTAMBUCOなどによって幅広く演奏されている。2008年からは、音響合成プログラム「SuperCollider」を用いたプログラミング、即興演奏に取り組んでいる。主にエレクトロニクスと即興による実験的音楽にフォーカスしており、独自のインターフェイスやコントローラーも制作している。

吉村 七重 (筝)

従来の古典箏曲と共に1971年から新しい表現を求めて二十絃箏を手掛け日本を代表する演奏家として活躍。多くの作曲家との共同作業を展開し100曲を超える作品を初演。特に1988年からはじめたリサイタル・シリーズは高い評価を受け、1992年文化庁芸術祭賞、'93第三回出光音楽賞、'94第一回日本伝統文化振興賞、'99中島健蔵音楽賞、等受賞。2010年には第19回朝日現代音楽賞 と 平成21年度芸術選奨文部科学大臣賞をダブル受賞。 1986年国際交流基金他の助成による海外でのコンサートを開始、以降現在に至るまでヨーロッパ、北、中、南アメリカ、アジア、中東諸国での音楽祭等にソリストとして招聘され、日本文化の紹介、国際交流におおきな貢献を果たしている。

鈴木 俊哉 (リコーダー)

アムステルダム・スヴェーリンク音楽院卒業。リコーダーを花岡和生、 ワルター・ファン・ハウヴェに師事。リコーダーの可能性と技術の開拓に取り組む。B.ファーニホウ、原田敬子、細川俊夫、伊藤弘之、野平一郎、S.シャリーノ、湯浅譲二といった作曲家たちと共同作業を行い、彼等の作品を初演する。「ウィーンモデルン」「国際ガウデアムス音楽週間」「ISCM世界音楽の日々」「パリの秋」「武生国際音楽祭」「サントリー サマーフェスティバル」等の音楽祭にソリストとして参加。ヨーロッパ、ロシア、合州国、ベネズエラ、香港、台湾等で現代奏法に関するワークショップやリサイタルを行う。2002年のダルムシュタット夏期講習会講師。ソロCDはドイツ音楽ジャーナルより「演奏解釈賞 2003」を受賞。名古屋市民芸術祭賞、ダルムシュタット奨学生賞、クラーニッヒシュタイナー賞、中島健蔵音楽賞、創造する伝統賞等を受賞。

関連展示

TWS CiR OPEN STUDIO "TOKYO STORY 2011" 詳細はこちら≫

参加クリエーター

アレクサンドラ・カルデナス

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