山田健二

プロフィール

1983年生まれ。2008年に東京藝術大学先端芸術表現科を卒業。地域に伝わる民俗知や公共空間によって覆い隠された歴史的遺構や戦争遺産などを現代社会にイノベーションし、活用・転用することで生まれる矛盾や葛藤を表現として社会やコミュニティーの中で共有する活動や作品を国内外で精力的に展開している。
近年の主な個展として2016年ロンドンのチェルシー・カレッジ・オブ・アーツにて「Smurfed remain」、2013年3331Galleryにて「BSIM App.」、2011年別府市のplatform02にて「BSIM」、2009年ロッテルダムのStichting Kaus Australisにて「Frozen Murmur」を開催。主なグループ展に2016年上海の上海喜瑪拉雅美術館にて「Shanghai Project」、2014年ロンドンのCrypt Galleryにて「In this Place In this Time」、2009年十日町市の「越後妻有アートトリエンナーレ2009」に参加。2016年に「ポーラ美術振興財団若手芸術家の在外研修助成」、「TERUMO Arts and Crafts Project研究助成」、2011年「BEPPU ART AWARD 2011グランプリ賞」等受賞歴多数。活動の傍ら東京藝術大学卓越助教、ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズにて客員講師等を歴任している。

作品/パフォーマンスについて

《BSIM（別府地熱学消化器美術館）》 2011、米軍地下施設、別府/ 大分県
©YAMADA Kenji

《雪室宿》 2009、雪、アルミ蒸着シート、十日町市/新潟県
写真：遠藤祐輔©YAMADA Kenji


《Booking Void Inn AKIYAMAGOU》 2007、雪渓地帯で2ヶ月滞在、秋山郷/長野県
©YAMADA Kenji


《Another Booking Double Negative》
2007、ポラロイド写真、ヒルサイドプラザ/代官山
©YAMADA Kenji

《 Overtitled》 2006、ビデオ・インスタレーション、東京藝術大学/茨城
©YAMADA Kenji


《雪路》 2001, 雪、除雪によって繋がってゆく道、青海町/新潟県
©YAMADA Kenji