UMEHARA Maki
更新日:2022.3.30
愛知県生まれ。1999年、交換留学でアメリカへ。
2000年以降、ドイツ・デュッセルドルフと日本を拠点に活動し、国立デュッセルドルフ芸術アカデミー修了。
個人制作と並行して、nüans名義でドイツ人作家とプロジェクト(2006年〜2016年)を行う。
主な展覧会
「中之条ビエンナーレ2019」グループ展、旧廣盛酒造、中之条、2019
「ポーラ ミュージアム アネックス展 2012」グループ展、ポーラ ミュージアム アネックス、東京、2012
「ア・フェスティバル・チョイシズ」個展、Gallery Juliette Jongma、アムステルダム、2012
「デュッセルドルフ市文化奨励賞」二人展、クンストラウムデュッセルドルフ、デュッセルドルフ、2010
「共振」グループ展、上海当代芸術館ほか、上海、2007-2008
主な受賞・助成
「ノルトライン=ヴェストファーレン州芸術財団 アーティスト・イン・レジデンス、インド・ムンバイ」2010
協力:ゲーテ・インスティトゥート ムンバイ
「レクサス・アワード・ニュー・タレント-クロスオーバー賞」2008
「文化庁新進芸術家海外研修制度研修派遣生」2002〜2005
日本国外で活動し始めた1999年頃から、移動というテーマに興味を持つようになった。制作の場やコンテクストにおいて矛盾する要素を取り込む実験を行う。プライベート空間、公共空間における多様なメディアによるイメージ(フィクションを含む)に囲まれたひと・ものの存在に問いを投げかける。さまざまな要素を結びつけながら、物事の通過点や循環する様相をインスタレーションや言語を通し構成し、美術史と美術のネットワークで繋がることで作品を生み出そうとしている。
≪メディア風景≫、2012、H. 210cm x 188cm x 15cm、シルクスクリーン、木材、布
≪カラーバティック≫、2012、H. 230cm x 178cm、シルクスクリーン、木材、アフリカンプリント(オランダ製、インドネシアのバティック)
『Hayy』publication by nüans、2014、Revolver Publishing
≪Hayy, Insel Hombroich≫ project by nüans、2014、ミクストメディア
photo: Maki Umehara, Hayy: David-Marlo Conrads