Rohan de SARAM
更新日:2010.9.1
スリランカで幼少期よりチェロを学ぶ。10代から音楽活動を開始し、11歳よりフィレンツェ(イタリア)で、G.カサドに、プエルトリコでP.カザルスに師事。1960年にカーネギーホールにおいて、ニューヨーク・フィルハーモニックと共演。ヨーロッパ、アメリカ、カナダ、旧ソ連などの主要オーケストラと共演し、ズービン・メーター、小澤征爾、ウイリアム・スタインバーグなどの指揮者と共演している。
1970年代後半には、クセナキス、プスール、ベリオなど多くの現代作曲家と共に活動。多くの作品が彼のために書かれた。最近、彼に献呈された作品では、ベリオの最後の《セクエンツァXIV》がある。
2005年11月、30年間所属したアルディッティ弦楽四重奏団を離れ、自身の活動に専念。教育活動も積極的に行っており、ダルムシュタット国際夏季現代音楽講習会などヨーロッパ各地の音楽祭でソロ・アンサンブルの指導、演奏を行っている。
彼は、ドイツ、オーストリア、イタリア、スペイン、オランダ、スイス、スコットランド、キプロス、イギリスなどに招待され、ソロをはじめデュオ、アンサンブルなど幅広い演奏活動を展開している。