プロフィール
1993年に初めてカメラを手にし独学で写真を学んだのち、東南アジアとメキシコで数年間修行生活を送った。1997年からは現代中国の経済的な成功の裏側にある現実を表現し、北部の産業地域の壊滅を扱った作品で2001年にライカ・オスカー・バルナック賞を受賞。2005年にはジャーナリストのピエール・ハスキとの共著『Le sang de la Chine, quand le silence tue(中国の血―静寂が殺すとき)』で国際メディア賞とジョゼフ・ケッセル賞を受賞した。中国におけるリサーチ・プロジェクトのほか、自身の放浪体験や調査を基に数々のドキュメンタリー作品も制作。アフガニスタンやパキスタン、アルゼンチン、ペルー、シリア、イランといった大破壊を経験した地で、今も残るトラウマや、長い間忘れ去られていた地域を採り上げている。
作品/パフォーマンスについて