MATSUI Satoko
更新日:2013.6.1
1981年生まれ。2006年に京都市立芸術大学大学院 美術研究科修士課程油画修了。2012年より同大学院美術研究科博士(後期)課程油画領域在籍。
近年の主な個展に「this is dummy」(2012年・neutron tokyo)、「Phantom hides on the wall」(2011年・neutron kyoto)、グループ展に「トーキョーワンダーウォール公募2012入選作品展」(2012年・東京都現代美術館)、「つくってみたかったもの」(2012年・CAFÉ PULUPO)、「2kw変電所計画」(2011年・2kw gallery)、「オープンスタジオuzumasa」(2010年・ウズイチスタジオ他)等がある。
2006年に京都市右京区太秦に共同制作スペースであるウズイチスタジオを設立、過去にオープンスタジオ等のイベントを開催。
私は「イメージは幽霊的である」と考えている。
幽霊が不気味なのは、本当はそこにいるはずのない人が地続きの空間にいるからである。見えるはずの無いものが見えることは、絵に似ている。当たり前に見えているものは、実は見えるはずの無いものなのかもしれない。私はこのような虚実が不確かなイメージを作りたい。