プロフィール
1980年生まれ。2006年情報科学芸術大学院大学卒業。 音響を基軸に、表現におけるメディアの可能性を模索し、常に世界に対して開かれた、純粋な芸術としてのシステムの提示をテクノロジーによる新しい自然を目指すために行なっている。 2012年より空白をテーマにしたプロジェクトを展開。 近年の主な個展に「空白之界」(2013、關渡美術館、台湾)、グループ展に「SOUNDART - sound is amedium of art」(2012、ZKM、ドイツ)、「OPEN SPACE2012」(2012、NTTICC、日本)、「Simple Interaction - soundart from japan」(2011、ロスキレ現代美術館、デンマーク)、「ISEARUHR2010」(2010、kunstverein dortmund、ドイツ)等。
作品/パフォーマンスについて
今回のベルリン滞在を2012年から行なっている空白のプロジェクトの1つの節目にしたいと思っております。コンセプトは既に決定していますが自分の作品は、 この物理世界に存在する放射線や太陽光、水や空気の圧力、またそれらを計測したデータやインターネットなど、その場に在る現象やそれらを感知し生成される素材を扱います。それらは日々変化し続けると思うので、お気に入りの庭を育てるように、その時その場での様々な出会いを大切にしながら展開したいと思います。
「 」を超える為の余白, 2013, 泡, ポンプ, エタノール
鈴, 2013, GM管, ガラス、モータ
ちいさいもの, 2013, ソーラーパネル, インターネット, テキスト
モイズ 2. 2009, リレー, マイク, マイクロチップ
撮影:丸尾隆一
ヴェクサシオンズ -コンポジションインプログレス, 2005, マイク, スピーカ, 計算機