ベアトリス・レアンザ

プロフィール

イタリア出身。現在、中国の北京に在住し活動中。アートライター、研究者。2002年、ヴェネツィア大学にて東アジア研究の修士号（MA）を取得。その後、アーティストのアイ・ウェイウェイがアーティスティック・ディレクターを務めるチャイナ・アート・アーカイヴ＆ウエアハウス（CAAW）に加わり、2005年の始めまでキュレーター及びマネージャーとして活躍。国際的なプロジェクトに携わるほか、ニューヨーク近代美術館（MoMA）、国際写真センター（ICP）、プロ・ヘルヴェティア、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートなどの文化機関、個人コレクションのコンサルタントを行い、中国やアジアの現代アートについてカタログや出版物で幅広く執筆活動を行う。フラッシュ・アート・インターナショナル誌の中国特派員でもある。中国において多種多様な展覧会を企画運営し、北京ビエンナーレ、上海ビエンナーレ、深圳都市・建築ビエンナーレでも活躍。実験的フェスティバル『Borderline-Moving Images』（2006年、2007年）の共同創設者であり、アート・ディレクターも務めた。2006年には、編集やキュレーション、デザインの実践について総合的に研究するクリエイティブ・スタジオ「BAOアトリエ」（www.thabao.com）を設立。2008年、北京に設立されるMRmに研究チームのコンサルタント兼アート・ディレクターとして参加し、活動の場を広げる。
中国語（マンダリン）を流暢に話し、アジアを敬愛。主な研究領域は、現代アジアにおけるアーバン・インターベンションの異分野連携による空間的な実践、映像制作、及び批評の形式。

 

www.borderlinefestival.org

作品/パフォーマンスについて

作品自体に「空間の問題」を設けるアートの制作と表象のプロセスの探究において、歴史的かつ概念的に独特な現代の人々の文化認識を示す方法を評価するためにも、批評活動を理論的かつ実践的に関連付けて行ってきた。