Shepard FAIREY (Obey Giant)
更新日:2011.5.1
別名オベイ・ジャイアント(OBEY GIANT)。
1970年、南カリフォルニア・チャールストン生まれ。
スケートボートとパンク音楽に傾倒していたRhode Island School of Designの学生だった1990年、フェアリーは "アンドレ・ザ・ジャイアント"の名で知られるフランスのレスラー、アンドレ・ルシノフを用いて"悪者"のイメージを作り出す。このアンドレのイメージをステッカーやポスター等に作成し、少しずつそれらを街中の壁に貼り付ける作業を開始。"OBEY GIANT"の誕生である。このイコンは徐々に公共の場に浸透し、世界中のストリートで若者たちから絶大な支持とリスペクトを得る。わずか数年で、フェアリーが創作するイコノグラフィーのレパートリーは拡大し、現在ではアンドレ・ザ・ジャイアントを筆頭に政治家、活動家、文化人、ロックスターまでに及ぶ。これらのイメージは、展覧会や大都市のストリートで行われるポスターキャンペーンを介して世界中に発信されている。また。米カルチャー雑誌"SWINDLE"の創刊者でもある。現在ロサンゼルス市在住。