FUKUDA Megumi
更新日:2017.3.1
1976年広島生まれ、ベルリン在住。2001年広島市立大学大学院芸術学研究科を修了後、2004-2008年ベルリン芸術大学にてレベッカ・ホルンに師事。空き地を巡る庭プロジェクトや、不要となった様々な日用電化製品を太陽光で稼働させるインスタレーション作品を手がけている。主な個展に、「一日は、陽の出と共に始まり、陽の入りと共に終わる」(2013・ムンクス教会・ザルツウェーデル、ドイツ)、「海から海への漂流」(2011・キュンストラーハウス・エッケルンフェルデ、ドイツ)、「永遠の庭」(2004・祖父母宅、広島)、主なグループ展に「Megumi Fukuda | Ria Patricia Röder」(2013・ダナイル美術館、ザルツウェーデル、ドイツ)、「大名庭園展」(2009・広島県立美術館・広島)、「RE-IMAGINING ASIA」(2008・世界文化の家、ベルリン、ドイツ)など。
人々によって選別されたあらゆる日用品は、無意識的にその地域の個性を色濃く反映しています。私は近年、本や衣類、食器や家具などの廃棄された日用製品を収集し、その集合体を通じて、場所にまつわる歴史や文化、習慣を読み解く作品を様々な町で、展開しています。