プロフィール
1974年パリ生まれ。現在ベルリン在住。
キャンバスや紙を用いた作品や、公共の場所または建築物を媒体とした作品を手掛けている。パリのセルジー・ポントアーズ美術学校とエコール・ブールを卒業後、初めは実験映像作家としてキャリアを積む。2002年からはキャンバスを使っての絵画活動を再開。2004年にコム・デ・ギャルソンの特別企画参加とオグルヴィ&メイザーにてアートディレクターとして成功を収めた後、2005年にシンガポール、そして2006年にパリにて初の個展を行う。
活動初期から使用している紙やキャンバスの既成の枠にとどまらない表現方法を長期間に渡って模索し続けた結果、空間を演出するインスタレーションに出合い、現在は、この分野での表現が自身の作品の中で比重を占めるようになってきている。
作品/パフォーマンスについて
主に空間や状況そのものや、キャンバスまたは紙を用いて作品を制作している。インスタレーションアートはキャンバスや紙などを媒体とする作品に比べ、決められた枠組みの中で表現するものではない為、非常に直接的に表現ができる媒体だと考えている。
「枠を超越する」という考えが重要で、作品はある一定の終わりを持ったものではなく、永遠に広がり続けるといった印象を鑑賞する人々に与えるものとなっている。
"Je m'en fous", projection of a drawing on the IHZ-Building, Light installation realized with Skudi Optix for the Festival of Lights, Berlin, Germany. 2007. Photos courtesy by Skudi Optix.
"La vie en rose", Enamel paint on floor, walls, furnitures, bikes etc.... Installation realized in the courtyard of the L32 Building, for the 48-Stunden Neukoelln Festival, Berlin, Germany. 2007. Photos by Maria Leutner.
"Occupation bleue", Acrylic paint on floor, walls & columns.
Tanglin Camp. Singapore Biennale 2006. Artistic Director: Fumio Nanjo.
Courtesy by NAC, photos by Luke Tan.