Emmanuelle ANTILLE
更新日:2010.9.1
1996年よりフィルム、ビデオインスタレーション、写真の制作を始める。作品は特定のコミュニティーの中で生まれる男女の関係、社会の中での女性の役割や規範、儀式などを個人的な物語を通じて表現する。彼女の作品は、夢と現実の狭間にありながら、見るものを登場人物の感情的な個人的世界へ奥深く引き込んでいく。
エマニュエル・アンティルは、1972年スイスのローザンヌに生まれた。ジュネーブの視覚芸術高等専門大学にて修士号を取得。オランダ、アムステルダムの王立美術大学(ライクスアカデミー)に2年間研究生として在籍する。アンティルの作品は、ニューヨーク、ローマ、ベルリン、パリ、マドリッド、フランクフルト、ロンドンなど、世界中の多くの展覧会で発表されてきた。また、第50回ヴェネツィア・ビエンナーレ、シカゴ大学のルネッサンス・ソサエティーで作品を発表した。最近では、グラスゴーのCCA,パリのJeu de Paume、チューリッヒのGalerie Eva Prenhuber でも展示を行っている。
現在、スイスのローザンヌを中心に活躍中。