Sarah ALLEN
更新日:2024.4.24
1988年アイルランド生まれ、ロンドンを拠点に活動。2014年ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン修了。
サウスロンドン・ギャラリーのプログラムヘッドとして活動。Belfast Photo Festivalの理事を務めている。
テート・モダンにてキュレーターとして勤務経験があり、「Zanele Muholi」(2020-2021年)、「Sophie Taeuber-Arp」(2021年)、「Nan Goldin」(2019年)、「Shape of Light」(2018年)をキュレーション (または共同キュレーション)した。
主なキュレーション
2024年「Acts of Resistance: Photography, Feminisms and the Art of Protest」サウスロンドン・ギャラリー x ヴィクトリア&アルバート博物館、ロンドン
2023年「Lagos Peckham Repeat」サウスロンドン・ギャラリー、ロンドン
2022年「Rene Matic, upon this rock」サウスロンドン・ギャラリー、ロンドン
2020-2021年「Zanele Muholi」テート・モダン、ロンドン
2021年「Sophie Taueber-Arp」テート・モダン、ロンドン
受賞歴・助成など
2021年「Photo Curator of the Year」The Lucie Awards、アメリカ
アレンは現在スピリチュアリティとエコロジーをテーマとしたリサーチを行っており、土地、エコロジー、気候の問題をスピリチュアリズムと結びつけ、精神的な幸福とエコロジーの健全性の関係を調査している。リサーチの中心となるのが、現代アートにおけるシャーマニズムの研究である。シャーマニズムは人間と自然界との間の深い相互依存を認識する宗教であり、2023年現在イギリスで最も急速に拡大している宗教である。宗教は全体的に、サウスロンドン・ギャラリーのプログラムであまり掘り下げられていない分野の為、このリサーチを通じて取り上げたいと考えている。
「Acts of Resistance」展示風景、2024年、サウスロンドン・ギャラリー
「Shape of Light」展示風景、2018年、テート・モダン
「Zanele Muholi」展示風景、2020-2021年、テート・モダン
「Rene Matic, upon this rock」展示風景、2022年、サウスロンドン・ギャラリー