崔 聡子

レジデンス・プログラム

国内若手クリエーター滞在プログラム

更新日:2026.10.20

崔 聡子

参加プログラム国内若手クリエーター滞在プログラム
活動拠点東京
滞在都市/滞在先東京
滞在期間
2026年5月- 2026年7月
滞在目的

2024年から継続しているプロジェクト『ZAINICHI-Piece』の制作にあたり、江東区・枝川在住の在日コリアンにコンタクトを取り訪問し、個人史の聞き取りと昔の写真を集めることを参加目的としている。
また、枝川の地形や変遷を調べ、現在の風景も撮影し、それらの素材を陶作品にするためのドローイング、スケッチに時間を費やす。同時に以前から取材している他のモデルの出身地である大阪・鶴橋もリサーチ予定。可能であれば、陶のテストピースによる試作も行い、色味や質感を探る。

滞在中の活動
  • 民団江東支部と東京第二朝鮮学校にコンタクトを取り、モデルになってくれそうな人について聞く/大阪鶴橋の在日コリアン居住区の撮影と大阪コリアタウン歴史資料館訪問
  • 枝川のモデル(インタビュイー)が決まったら訪問し取材する(アルバム写真の複写)/枝川の風景撮影/インタビュー文字起こし/枝川と鶴橋の地図を元に形や構成を検討
  • 取材した人物の印象、言葉、撮影した写真などを素材にイメージスケッチやコラージュなどで定着/アルバム写真を選定しシルクスクリーン業者に製版発注/陶器のテストピース着手
  • オープンスタジオ準備/陶器作品にするためのテストとプランニング
滞在中に行ったリサーチ及び制作活動

大阪・鶴橋の撮影と、江東区枝川の在日コリアン居住区に昔から住む人々を取材。枝川では東京朝鮮第二初級学校を中心に、学校の土地明け渡し裁判や校舎建替時に開催されたアートプロジェクトに関わった人々とも繋がり、多くの話を聞くことができた。今後日本・朝鮮・韓国の狭間に生きる人々のストーリーをドキュメンタリーの要素とフィクションを掛け合わせ、陶と写真とテキストで新たな作品制作をすることを構想している。
滞在中は下絵具と釉薬による写真の見え方のテストの他、枝川で採取した土を陶芸土に混ぜ込み、どう質感に作用するかのテストも行った。視覚的で触覚的な「触れる小説」のようなオブジェクトを作ることを考えている。

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インタビュー1

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インタビュー2

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オープンスタジオの様子1

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採取土のテスト

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オープンスタジオの様子2

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下絵具と釉薬のテストピース

滞在の成果

レジデンスに入る前からリサーチの準備やアポイント等を始めていたことと時期的なタイミングの良さもあり、三ヶ月弱の期間で予想以上に多くの繋がりができ、当初の予定よりはるかに得るものがあった。今後取材を継続的に続けながらも、作るための環境と時間を持ち手を動かすこと、そして試作も含めたくさん作りながらリサーチで集めた要素を作品に発展させたい。反省点は英語・韓国語共に語学力が足りないことで、それでもスタッフのサポートやアドバイスにより、発表やメンタリングセッションはかなり鍛えられたと感じている。

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スタジオの様子

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昔のアルバム写真1

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昔のアルバム写真2

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