更新日:2019.9.20
参加プログラム | 海外クリエーター招聘プログラム |
---|---|
活動拠点 | 日本 |
滞在都市 | 東京 |
滞在期間 | 2018年5月 - 2018年7月 |
東京をリサーチの場として、美術家のエリーサ・カルダナとともに、危機状態によってもたらされた影響 - 失われた10年(20年&30年)、失われた世代の正体、社会の変容 - についてリサーチを行う。
日本のバブル経済期、東京はその中心地として最も都市化された街だったという観点から、私たちのリサーチの場として東京を選んだ。ここ数十年間の経済衰退は、東京の街にどのような影響を与えているのか。経済の衰退している状況を生き抜くすべとして、どのような活動や現象が起きてきているのか。これらのトピックについてリサーチし、それをもとに作品制作を行う。
-フィールドリサーチとして、銀座、新宿、丸の内、谷中、高円寺、その他の都内の様々な地域を探索し、街の様子や人々の活動、生活の様子について観察する。
-「お金を使わず、人々が楽しめる空間作りを目指す」をモットーに、高円寺を拠点にオルタナティブ活動を行っているアクティビストの松本哉さんに会いに行き、話を聞く。
-東京大学の社会科学研究所に連絡を取り、彼らが取り組んでいる危機対応学と希望学の研究について知見を得る。
-リサーチ後、場合に応じて地元民
- 訪問者という立ち位置を用いながら、お互いの考えについて話し合い、新作を制作する。リサーチ中に出会った人々や場所などを作品の一部として使う可能性もある。
-滞在終盤に、成果としてアーティストトークを行い、東京でのリサーチの結果と制作中の新作を現段階の形として公開する。