更新日:2019.10.7
参加プログラム | 二国間交流事業プログラム(派遣) |
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活動拠点 | 日本 |
滞在都市/滞在先 | ヘルシンキ/HIAP [Helsinki International Artist Programme] |
滞在期間 | 2017年10月 - 2017年12月 |
森の中で人がものを作ることのルーツを問いながら、素材を見つけては手を加え、Wood Ageへの想像を広げます。森にまつわる神話や環境問題、再生可能エネルギーのリサーチを通して、森と人との関わりを作品にすることを目的とします。 森が信仰の対象であること、北方先住民族の存在、樹皮の活用や曲げ木など木工の技法など日本との共通点を持つ国で、自然享受権という日本にはない権利や人々の森への考え方に注目し生活と活動を行い、自然への信仰や木の活用という森の文化的、精神的な側面の継承について、自分自身に問いかけます。
- 基本的な活動は、森に入り、森と自身の身体1つがある、という活動を毎日行うことにあります。生活の間近にある、街の近くの森、周辺の島への行き来を基本活動の場所とします。
- 森の中で、素材を見つけては拾い集め、その森の特徴を観察します。
- 木工の技術に欠かせない道具は日本に置いていき、1本の自作の小刀とそれ以外は水と火のみを使って森で見つけた木枝を何かにしてみたり、してみなかったり、何かになれば使用してみたりして、Wood Ageの想像を広げる作品制作をします。
- 森に関わる神話や信仰、環境問題、再生可能エネルギー、また森と生きる人々やアーティストとの交流を試み、森と人との関わりについて調査します。