パトリック・レイシー (アバケ)

レジデンス・プログラム

リサーチ・レジデンス・プログラム

更新日:2019.12.5


パトリック・レイシー (アバケ)

参加プログラム リサーチ・レジデンス・プログラム
活動拠点イギリス
滞在期間
2007年10月 - 2007年11月
滞在中の活動

TWS - Gathering 「 THE JELLYFISH ARMS」
TWS - Gathering 「ぱぶくいず」
TWS - Gathering "Pub Quiz"


滞在制作成果
レジデンスの環境はアーティストのスタジオというより、オフィスという印象が強かったが、それでもレジデンス内外の人々と容易く出会うことができた。TWSの人々は親切だったが、基本的な道具や設備が限られていると感じた。
同じプログラムに参加している人々に出会えたことはとても楽しかった。特に楽しかったのは、プログラムがオープンで、ミュージシャンや作曲家と出会えたこと。これは時折ハト小屋の出入り穴のように狭いアートの世界では珍しいことである。我々の作品は他者を巻き込む性質のものなので、出会い協働したアーティストの存在は助かった。レジデンスは単独で活動するアーティスト向けで、我々への報酬を支払うのが難しかったのも理解できる(ひとり分の航空券代を自分たちで払わなくてはならなかったことも含め)。最初からこの条件で受けたのだが、元来私たちは2人で作品を作っているので、将来的にはこのようなケースにも対応してくれるといいのに、と時々感じた。

交流事業成果
全体としては、ポジティブな成果のみである。このレポートを書きながらも、レジデンスに参加したアーティスト全員で行う展覧会の準備段階である。しかし、この展覧会の展示やオープニング時には我々の誰もいない。この事実は、将来的に再検討されるべきであると思う。我々の将来的な活動において、TWSのようなプログラムは、自らを一番成長させることのできる場所であり時間であったと感じている。他のアーティストやアーティスト集団にこれ以上のものはないと薦めたい。

クリエーター情報

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