【TCAA】「Tokyo Contemporary Art Award 2022-2024」受賞者決定のお知らせ


中堅アーティストを対象に、海外での展開も含め、更なる飛躍を促すことを目的に、東京都とトーキョーアーツアンドスペース が2018年度から実施している「Tokyo Contemporary Art Award(TCAA)」の第4回受賞者が決定しました。

受賞者

津田道子
映像メディアの特性に基づき、インスタレーションやパフォーマンスなど多様な形態で制作を行う。映像装置やシンプルな構造物を配置した空間で、虚実入り混じり、パフォーマーとの境界が曖昧になる鑑賞者の視線や動作を、知覚や身体感覚についての考察へと導く。また、2016年よりパフォーマンスユニット「乳歯」として、小津安二郎の映画作品における登場人物の動きを詳細に分析し、そこに内在する人との距離や、女性の役割に関する問題を可視化するパフォーマンスなどを展開する。


Saeborg
半分人間で、半分玩具の不完全なサイボーグとして、人工的であることによって、性別や年齢などを超越できると捉えるラテックス製のボディスーツを自作し、パフォーマンスとインスタレーションを国内外で展開する。カラフルで、デフォルメされた雌豚や牝牛などの家畜や害虫などが繰り広げるパフォーマンスは一見明るく楽し気だが、人間の残酷性や消費の問題のみならず、人間社会における介護やケアの問題にも接続し、強者/弱者、支える側/支えられる側という二項対立ではおさまらない、多様性の受容、共生の問題に発展させている。

授賞式及び受賞記念シンポジウム
開催日2022年3月20日 (日) 
会場東京都現代美術館 地下2階講堂(江東区三好4-1-1)
TCAAウェブサイト

※詳細は後日TCAAウェブサイトにて公開いたします。
※新型コロナウイルス感染症の状況により、変更等が生じる場合があります。 

お問い合わせ

トーキョーアーツアンドスペース 「Tokyo Contemporary Art Award」担当
Email: tcaa[at]tokyoartsandspace.jp ※(at)を@に代えてください。

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