平成31年度二国間交流事業プログラム<ベルリン>派遣クリエーターとして、クンストラウム・クロイツベルク/ベタニエンにて滞在制作を行っている北條知子が個展を開催します。
©フランス国立図書館舞台芸術部門蔵、1901年
日時 | 2020/3/14(土)-15(日) 12:00-18:00
オープニング: 2020/3/13(金)18:00- パフォーマンス:2020/3/13(金)19:30- |
---|---|
会場 | クンストクアティア・ベタニエン 2階 139号室 (mariannenplatz 2, 10997 Berlin, Germany) |
概要 | クンストラウム・クロイツベルク/ベタニエンのレジデンスでの成果発表として、元芸者で女優の川上貞奴の録音ーー1901年にベルリンでおこなわれた世界初の日本人の録音であるーーをもとに、「日本人女性」というコンセプトに焦点を当てる。アーカイブにおける貞奴の女性性が強調された視覚イメージと、誤って「男性の声」として再録音された彼女の声の調査を通じて、個展「HOVER OVER MAN AND WOMAN」は貞奴にむけられた架空の欲望と彼女自身に横たわる溝を明らかにする。 13日(金)のオープニングでは、DAADのArtists-in-Berlin Programの音楽フェローのロシア人サウンド・アーティストSergey Kasichのコラボレーションパフォーマンスをおこなう。 声、ピッチ変調、そして沈黙といったキーワードを元に、展示された作品、そして展示の背景にあるテーマに音を用いて介入/呼応していく。 |
助成 | 公益財団法人 野村財団 |