複数形の身体

ACT(Artists Contemporary TOKAS)

複数形の身体

ACT (Artists Contemporary TOKAS) Vol. 7




本展では、身体の複数性をテーマに、身体を起点とした表現を追求する3名のアーティスト、敷地理、庄司朝美、マリオン·パケットを紹介します。敷地は、言葉になる前のコミュニケーションとしてのダンスにより、相手との間に生まれる感覚を、互いの身体に移植させて内在化させることを探究します。庄司は、自身の身体をとおして探る世界を絵画空間に落とし込み、鑑賞者と自身の身体を往来するような絵画体験を生み出すことを試みます。パケットは、公共空間と私的空間の境界を曖昧にし、自己と他者が関わり合いながら共存する集合的身体を浮かび上がらせます。彼らの作品は、互いに影響し合う身体の繊細な関係性や、その多元的なあり方を映し出し、人間が根源的にもつ身体的な想像力やその感受性を再認識させ、新たなる身体の可能性を予感させてくれるでしょう。

※「ACT(Artists Contemporary TOKAS)」は、 トーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)のプログラム参加経験者を含め、今注目すべき活動を行う作家を紹介する企画展です。

開催概要

タイトルACT (Artists Contemporary TOKAS) Vol. 7「複数形の身体」
会 期
2025年2月22日(土) - 2025年3月23日(日)
時 間
11:00-19:00(入場は閉館30分前まで)
休館日月曜日 (2/24は開館)、2/25
会 場
トーキョーアーツアンドスペース本郷
入場料
無料
アーティスト
敷地 理、庄司朝美、マリオン・パケット
主 催公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館 トーキョーアーツアンドスペース

※予定は変更になる場合があります。

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