第7回展覧会企画公募 「Lleca(ジャカ)からcohue(コゥエ)へ −刑務所からのフォトグラフィー」

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第7回展覧会企画公募 「Lleca(ジャカ)からcohue(コゥエ)へ −刑務所からのフォトグラフィー」

Emerging Artist Support Program 2012

エキジビジョン

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開催情報

タイトル第7回展覧会企画公募 「Lleca(ジャカ)からcohue(コゥエ)へ −刑務所からのフォトグラフィー」 Emerging Artist Support Program 2012
会 期2012年12月1日(土) - 2013年1月14日(月)
時 間11:00 - 19:00
入場料無料
主 催公益財団法人東京都歴史文化財団 トーキョーワンダーサイト
後 援ベネズエラ・ボリバル共和国文化庁、ベネズエラ国立写真センター(CENAF)、在日ベネズエラ・ボリバル共和国大使館
会 場トーキョーワンダーサイト本郷
アーティストビオレット・ブール

展覧会の企画を志し活動している若手への支援・育成を目的とし、展覧会企画そのものを公募するプログラム「展覧会企画公募」。選出された企画はTWSが支援し、TWS本郷にて展覧会を実施する機会を得ます。
今、 私たちは大きな転換期を迎え、文化芸術やアートの担い手としてのミッション、展覧会を開催する意味...これまで当然とされ省みることの無かった、あらゆ る事象を根本から再考する局面に立っています。多様性を帯び流動的なグローバル社会では、価値基準や情報への関わり方も変容し、改めて「キュレーション」 という行為やそれにまつわる思考が見直されています。また、芸術作品をモノとしてではなく、活動そのものやプロセスをアートとして提示し、リアリティを追 求する動きも顕著に見受けられます。
第7回目を迎える2012年度は、《キュレーションとは何か?》をテーマ に検討していきます。新しい表現の可能性のみならず、展覧会という表現の場をとおしていかに社会へコミットし、新たな協働の地平を開いていけるか。TWS は、これまでの「展覧会」という枠組みを再考し、積極的に展覧会とはどのような場であるかをともに考え、ともに試行していく企画を募集しました。今年は3 企画に加え、1企画を奨励賞としてキュレーション・ゼミ参加者から選出いたしました。



Untitled, 2011

刑務所でのワークショップにてある囚人により撮影された写真、2011

選出企画

■upDate 2011111111111s 

企画者:ミラク・ジャマール、ニーン・山本‐マッソン  >>詳しくはこちら

■Lleca(ジャカ)からcohue(コゥエ)へ −刑務所からのフォトグラフィー 

企画者:エレナ・アコスタ 

■But Fresh 

企画者:吉澤博之 >>詳しくはこちら


奨励賞 (キュレーション・ゼミ選出)

■TOC [toasters city / country / cosmos]

企画者:高橋 夏菜 >>詳しくはこちら


Lleca(ジャカ)からcohue(コゥエ)へ −刑務所からのフォトグラフィー

企画概要

「刑務所の中に入らなければ、その国家の本質を知ることは誰にもできないと言われる。国家は最上流ではなく最低級の国民の扱い方で判断すべきである。」 ネルソン・マンデラ

「Lleca(ジャカ)からcohue(コゥエ)へ −刑務所からのフォトグラフィー」という本展のタイトルは、ベネズエラの囚人が使うスラングから付けられた。「Llecaからcohueへ」とは、「ストリートから懲罰房へ」という意味。展覧会の目標は、ベネズエラ人写真家のヴィオレット・ビュールが2年間以上に渡りベネズエラの5つの刑務所で実践してきた教育プログラムの結果を紹介すること。自由・社会的変質・職業を表現する手段としての写真を変えていこうとする考えからこのプロジェクトの駆動軸が動き出した。企画の特徴である参加型であり多元的なアプローチは写真行為の前での囚人の個人、または集団行動の観察と調査を意図している。この文脈で写真は視覚伝達のための、そして被写体の象徴的現実を表現するためのツールとなる。
また、ベネズエラの刑務所制度におけるこのような写真ワークショップ等の実践による社会貢献を伝え、強化することも本展の目標の一つとなっている。ベネズエラ写真史において前例のないこのプロジェクトの最終目的は、囚人の生活をより適切で人間らしくあるための教育プログラムをつくることである。


企画者プロフィール

1981年生まれ。アート・キュレーター。国立ロス・アンデス大学卒業(メリダ州、ベネズエラ)。社会問題や、社会問題と先端テクノロジーとの関連性に通じる現代の芸術的表現の普及に重点をおいて主なリサーチを行っている。


関連イベント

展示アーティスト ビオレット・ブールによるギャラリートーク

日時:2012年12月8日(土)、2013年1月12日(土)16:00~17:00
会場:トーキョーワンダーサイト本郷
入場料:無料/予約不要
※ギャラリートークは英語で行われます。(日本語通訳予定)

講演会「Lleca(ジャカ)からcohue(コゥエ)へ −刑務所からのフォトグラフィー 」

日 時: 12月8日(土)18:00~(開場 17:30)
会 場: セルバンテス文化センター東京 (http://cervantes.jp)
入場料: 無料/要予約
主 催: セルバンテス文化センター東京
※講演会はスペイン語で行われます。(日本語同時通訳あり)
詳しくはセルバンテス文化センターHPをご覧ください。

エレナ・アコスタ & ビオレット・ブールによるレクチャー

日 時: 12月13日(木)14:40~
会 場: 武蔵野美術大学9号館6階606教室(杉浦ゼミ室)
※レクチャーは英語で行われます。

上映会 「Lleca(ジャカ)からcohue(コゥエ)へ −刑務所からのフォトグラフィー 」 & トーク

日時:2012年12月15日(土)16:00~17:30
会場:トーキョーワンダーサイト本郷
入場料:無料/予約不要
※トークは英語で行われます。(日本語通訳予定)

参加クリエーター

エレナ・アコスタ
ビオレット・ブール

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