Work in Progress 2 | If The Universe is at Anytime What You Say It Is…Then Say It
タイトル | 公開制作2 |エリック・ペレイラ 「宇宙はこういうものだと、一瞬でも言うことができるのなら」
Work in Progress 2 | If The Universe is at Anytime What You Say It Is…Then Say It |
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会 期 | 2010年11月27日(土) - 2011年1月30日(日) |
時 間 | 11:00 - 19:00 ※2010年12月22日(水)の開館時間は13:00-21:00となります。 |
入場料 | 無料 |
主 催 | 公益財団法人東京都歴史文化財団 トーキョーワンダーサイト |
会 場 | トーキョーワンダーサイト本郷 |
アーティスト | エリック・ペレイラ |
トーキョーワンダーサイト(TWS)は、TWS- Emerging、企画公募、大学連携等、様々な若手支援プログラムを実施しています。このたび、さらにアーティ
ストの制作過程を公開するプログラムをはじめます。
アーティストが、様々な人たちと対話・交流しプロセスを共有する中で、新しい表現の可能性を見出そうとする試みです。
また、多くの方が、
多彩でみずみずしいアーティストの感性にまぢかに触れる機会となるでしょう。
第2回目は、アメリカ、ロサンゼルスを拠点に活動する若手作家、エリック・ペレイラが公開制作を行います。日本での初めての発表となる本展では、太陽から供給される力(パワー)によって月が空間を旋回する彫刻を制作します。このプロジェクトは「ダブルバインド」を回避するためのモデルとされ、月が通る回路の中で矛盾を探る実験を試みます。
制作風景(11月22日(水))
日時:2011年1月19日(水) 19:00 - 21:00
会場:TWS本郷
出演:エリック・ペレイラ、曽根裕と仲間たち
アーティスト・ステイトメント:
宇宙はこういうものだと、一瞬でも言うことができるのなら・・・ ー エリック・ペレイラ
このプロジェクトでは、月は太陽の力により宇宙を巡回するというコンセプトをもとに、「ダブルバインド」を回避する実験を試みます。作品中で月(ボール)は太陽(ソーラーエネルギー)だけを使うという条件で軌道(回路)をまわり続けており、その条件から逃れることはできません。私たちにとって、通常の「引き分け」とは違うこの矛盾した状態を定義づけることは非常に困難です。
一般的に私たちの日々の欲求は外的要素により引き起こされますが、実際その欲求を本質的に満たすことはできません。なぜなら、さらに大きな外的要素がそれを妨げるからです。本作ではコントロールされた「ダブルバインド/ダブルブラインド」の状態を作り出し、この閉鎖的な状況下で自分なりのバランスを見つけ存在し続けようとする試みを検証します。
この世にユートピアなど存在するのでしょうか・・・?