107 日置智也 「Internal Flower -continuity solids-」/108 石井弘和 「超人、降臨。」/109 笹田晋平 「法華経フォン・ド・ボー」
タイトル | TWS-Emerging 107/108/109
107 日置智也 「Internal Flower -continuity solids-」/108 石井弘和 「超人、降臨。」/109 笹田晋平 「法華経フォン・ド・ボー」 |
---|---|
会 期 | 2008年9月27日(土) - 2008年10月19日(日) |
時 間 | 11:00 - 19:00 |
入場料 | 無料 |
主 催 | 財団法人東京都歴史文化財団 トーキョーワンダーサイト |
会 場 | トーキョーワンダーサイト 本郷 |
アーティスト | 日置智也、石井弘和、笹田晋平 |
本年度第5回目のTWS-Emergingとなる今回は、日置智也による「Internal Flower -continuity solids-」、石井弘和による「超人、降臨。」、笹田晋平「法華経フォン・ド・ボー」の3つの個展を開催いたします。 本年度第5回目のTWS-Emergingとなる今回は、日置智也による「Internal Flower -continuity solids-」、石井弘和による「超人、降臨。」、笹田晋平「法華経フォン・ド・ボー」の3つの個展を開催いたします。
日置智也 《Internal Flower》 2007 鉄、布
笹田晋平 《シャケ涅槃図 NO.3》 2008 石膏地塗りしたカンヴァスに油彩、コラージュ、他
日置智也は大小様々な大きさのアルミの輪と布で構成した立体作品を展示します。一つ一つのパーツの組み合わせにより生み出される形から、Internal Flower(=内なる花)と題されたこの作品は、自然の中にある形を引用し構成していく過程で「美しさ」が生まれる瞬間を追及する試みです。
現代では学生のデッサン演習の代名詞のようになっている石膏像。元になっている古代ギリシア彫刻は、神々や偉人たちの姿の中に理想の美や精神を捉えたものでした。石井弘和は、本来の文脈から切り離されてしまった彫刻たちのかつての威光を取り戻す試みとして、まるでフィギュアのようなペイントを施した石膏像を展示します。
涅槃図の中央に横たわるのは、釈迦(シャカ)ではなく鮭(シャケ)の切り身。周りには弟子達が涎を垂らして集まってきています。笹田晋平はクローズアップされた高級霜降和牛や肉厚のステーキなどの食材をシュールな世界の中にリアルに描いています。食材という日常生活で欠かせない存在を描いた笹田の作品は、モチーフのもつ意味と絵画というものの意味を見るものに考えさせるようです。
※終了しました
9月27日(土)
16:00~17:00 オープニングトーク(参加自由)
17:00~19:00 交流会(参加自由)